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ピラムモーン()は、ギリシア神話の人物で、予言者、音楽家、詩人である。ピランモーン、長母音を省略してピラムモン、ピランモンとも表記される。アルゴナウタイの1人。コロス(合唱)の創始者とされる。 ダイダリオーンの娘キオネーとアポローンの子で、ヘルメースの子アウトリュコスとは双子の兄弟。が、アポローンとピロニースの子であるとも、クレタの神官カルマーノールの娘クリューソテミスの子であるともいわれる。ニュムペーのアルギオペーとの間にタミュリスが生まれたが、エウモルポスも彼の子供といわれることがある。 ピラムモーンはデルポイではピュティア競技会のアポローン讃歌を創作・吟唱する競技で、クリューソテミス、タミュリスとともに最古の優勝者の1人として知られていた。さらにレルネーではレルナイア祭におけるデーメーテール・プロシュムネーの秘儀を創設したことになっている。 後にピラムモーンはデルポイがプレギュアイ人に攻められたとき、アルゴスから援軍を率いてやって来て、デルポイに味方して戦い、戦死したという。 == 参考文献 == *アポロドーロス『ギリシア神話』高津春繁訳、岩波文庫(1953年) *オウィディウス『変身物語(下)』中村善也訳、岩波文庫(1984年) *パウサニアス『ギリシア案内記(下)』馬場恵二訳、岩波文庫(1992年) *高津春繁『ギリシア・ローマ神話辞典』、岩波書店(1960年) *ワルター・フリードリヒ・オットー『ミューズ ―舞踏と神話』西澤龍生訳、論創社(1998年) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ピラムモーン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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