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『ファイア・デパートメント』(FIRE DEPARTMENT)は、パリに本社を置くコンピュータゲーム開発・販売会社Monte Cristo(fr ,en )によるWindowsパソコン用リアルタイムストラテジーゲーム、及びそれを第1作目とするシリーズ作品の総称である。日本語版発売元は第1作目がナツメ株式会社、第2作目以降は株式会社ズー(販売元はフロンティアグルーヴ株式会社)であり、取扱い会社変更に伴いシリーズ名を「ファイアーデパートメントシリーズ」とか「ファイアーキャプテンシリーズ」と称されることもある。 ラインナップは以下の通り。(カッコ内は原題) *ファイア・デパートメント(FIRE DEPARTMENT) *ファイアーキャプテン 〜ファイアーデパートメント2〜(FIRE DEPARTMENT 2) *ファイアーキャプテン2 〜緊急!!消防最前線24時〜(FIRE DEPARTMENT 3) == シリーズ概要 == 消防隊を指揮して様々な火災を鎮火し、取り残された人々を救出するリアルタイムストラテジーゲーム(以下、RTS)で、2003年に第1作目が発表された。RTSにおいては軍隊などによる戦闘を楽しむミリタリーものが主流を占める中にあって、海外では消防隊を扱うゲームも幾つか見られるが、日本で発売されたタイトルとしてはドイツのSixteen Tons Entertainment(de )による『エマージェンシー2』(de 、日本版発売元はマイクロマウス。但し日本語マニュアル付き英語版として発売)と共に珍しい存在と言える。ちなみに、『エマージェンシー2』が警察・消防・救急を統括した組織を指揮して事件・事故・災害対応を行うのに対して、本シリーズではたとえ事件性のある火災においてもあくまで消防隊として消火・救助活動のみを行う点が異なる。なお、Monte Cristo社は『D-Day 〜ノルマンディー上陸作戦〜』『1944 〜バルジの戦い〜』『モスクワトゥーベルリン 〜ドイツ軍最後の戦い〜』といったミリタリー系RTSを手がけたことがあり、本シリーズも操作方法や画面構成はそれらミリタリー系RTSと共通する部分が多い。本シリーズはいずれも発売日から数年を経ており第1作目はナツメ株式会社による公式サイトも既に閉鎖され絶版と見られるが、第2作目以降は楽天市場やYahoo!ショッピング、セブンドリーム・ドットコムによるパッケージ版のインターネット通信販売のほか、2007年になってからも「ベストセレクション」と称する廉価版の発売やDMM.com及び楽天ダウンロードによるダウンロード販売が開始されるなど精力的に展開されている。 後述の通り、このゲームにおける火災は現実のそれ同様に火元によって性質が異なったり、重大な事故に繋がる発火・爆発現象をも再現しているのが特徴である。また、ステージ開始時点での出火地点や被災者の位置は固定だが、炎の動きが流動的なので遊ぶ度に展開が変化する点も特徴と言える。 シリーズ全作とも1人用プレイモードは1つ(第1作目は「プレイ」、第2作目以降は「キャンペーン」)で、いずれもシナリオをこなすと順番に次のシナリオを選択できるようになる。各シナリオを開始すると状況を説明する「ブリーフィング」がアニメーションを交えて解説され、プレイ画面へと移行する。この際、ディスク読み込み時の画面でもそのステージで発生し得る問題やステージの特徴などが解説される。シナリオはステージ制で、プレイヤーの消防隊が火災現場に到着したところから開始し、進行中もしばしば状況の変化がアニメーションにより演出され、克服すべき条件が追加されることも少なくない。ステージに出動する消防隊の編成をプレイヤーが選んだりはできず、『コマンドス』などの様に与えられた人員・装備のみで問題を解決する形式のRTSである。シナリオは各ステージ毎に定められた条件を満たすことにより終了し、終了までに要した時間・隊員や車両の損失・被災者数・火災の規模により最高5個のメダルで評価される。このメダルは設定した難易度により初級は銅メダル、中級は銀メダル、上級は金メダルが与えられる。なお、シリーズ各作品に名称や状況が似通ったシナリオ(森林火災や花火工場の火災、原子力発電所の火災など)が含まれるが、マップ構成が異なるため、性格は異なるものとなっている。 本シリーズ共通のユニークな特徴として、一部ユニットの外観を設定により変更できる点が挙げられる。第2作目まではアメリカ・フランス・イギリス・ドイツ、第3作目ではこれにウクライナが加わり、消防士の服装や、車両については色や模様ばかりでなく形状すらその国の消防隊をイメージしたものに変化する。但しそれぞれの性能が国によって異なることは無く、また外観が変化しないユニットもある。なお、特に設定をしない初期状態では、アメリカの外観が選択されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ファイア・デパートメント」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Emergency Fire Response 」があります。 スポンサード リンク
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