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VF-19 エクスカリバー (ブイエフ・じゅうきゅう エクスカリバー、''Excalibur'')は、テレビアニメ『マクロス7』および、その他「マクロスシリーズ」作品に登場する架空の兵器。 「マクロスシリーズ」世界での主要な兵器である可変戦闘機(ヴァリアブル・ファイター=VF)シリーズの一つ。愛称(ペットネーム)の「エクスカリバー」は、アーサー王物語に登場する聖剣の名に由来する。機体デザインは、河森正治が実在の戦闘機「Su-27 フランカー」と、同じく実在の実験機「X-29」を参考に行った。 == 概要 == OVAおよびアニメーション映画『マクロスプラス』にて、主人公・イサム・ダイソンがテストパイロットを務める試作機YF-19として初登場。デザインの特徴として、X-29に基づいたファイター形態時の前進翼や、バトロイド形態時にコクピットが胴体内部に格納される変形機構など、従来のVFシリーズとは異なるアイディアが取り入れられている。 『プラス』より後の時代が舞台の『マクロス7』では、当初はVF-1 バルキリーのデザインを踏襲したVF-11 サンダーボルトをメインに展開する予定だったが、商品化が見込めないという理由でYF-19のデザインが転用された〔『B-CLUB vol.145』バンダイ、1997年。〕。『7』の物語序盤から、主人公・熱気バサラの専用機であるVF-19改、通称「ファイアーバルキリー」が登場し、中盤からは量産型のVF-19S・VF-19F(共に通称は「ブレイザーバルキリー」)が特殊防衛部隊「エメラルドフォース」用の上級機として登場する。VF-19改は、従来のマクロスのイメージを意図的に壊す試みから、人間のような双眼と口を持つ頭部、両肩に内蔵されたスピーカー、ギター型の操縦桿で演奏しながら操縦するという設定が採用された。 『7』の後日譚であるOVA『マクロス ダイナマイト7』や、それよりさらに未来の時代が舞台のプレイステーション用ゲームソフト『マクロス デジタルミッション VF-X』『マクロス VF-X2』、アニメーション映画『劇場版 マクロスF』、小説『マクロス・ザ・ライド』などにも、作品ごとのオリジナルを含むさまざまなカラーリングの機体やバリエーション機が登場している。 愛称の「エクスカリバー」は、ムービック刊の『マクロス7 設定資料集』に掲載されている設定画に表記はあるものの、劇中では型式番号や上述のように個体や部隊ごとの通称でしか呼ばれていない。これは『プラス』のYF-19も同様で、劇中ではイサムのコールサインである「アルファ1(OVA版)」「イーグル1(劇場版)」、または単に「19(じゅうく)」と呼ばれている。 2010年に行われた『マクロスエース Vol.006』の読者投票では、YF-19は2位、VF-19改は7位を獲得するなど、歴代VFシリーズの中でも人気の高い機体でもある〔パイロットの人気も高く、男性キャラクター部門の人気投票では、バサラは4位、イサムは5位に選ばれている。〕。 バンダイ・ハセガワ・やまと・アルカディアといった玩具・模型メーカーからは、プラモデルや彩色済みの可変トイなどが発売されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「VF-19 エクスカリバー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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