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『ファイナルファンタジーIII』(ファイナルファンタジースリー、FINAL FANTASY III、略称:FFIII、FF3、ファイファンIIIなど)は、スクウェア(現スクウェア・エニックス)より発売されたファミリーコンピュータ用ゲームソフト。ゲームのジャンルはRPGで、ファイナルファンタジーシリーズの第3作目。 == 概要 == 1990年4月27日、ファミリーコンピュータ(以下FCと表記)用ロムカセットとして発売され、約140万本を販売。スクウェア作品としてはゲームボーイ版『魔界塔士Sa・Ga』に続くミリオンヒットとなった。 2006年8月24日には、ニンテンドーDSでリメイクされた。リメイク版の詳細およびその経緯については当該記事を参照のこと。 2009年7月21日からWiiのバーチャルコンソールで配信された。 2011年3月24日にiPhone、iPod touch向けに配信開始。同年4月21日にiPad版が、2012年3月1日にAndroid版が配信開始。ニンテンドーDS版をベースに背景グラフィック等を高解像度対応している。2012年9月20日には追加要素を加えたPlayStation Portable版が発売された。 2014年1月8日からWii Uのバーチャルコンソールで、また同年4月23日からニンテンドー3DSのバーチャルコンソールでも配信された。 本作はシリーズ作品ではあるが、ストーリーは前2作とは全く関連性はない。ただ、世界観は『ファイナルファンタジー』(以下FFIと表記)に通底しており、クリスタルと世界が密接した関係を作っている。 ストーリーの途中で人の「死」に直面する場面がいくつかある。その理由として、本作の開発中に製作総指揮・ディレクターを務める坂口博信の自宅が火災に遭い、母親が亡くなる事故が起きたことが挙げられている〔。坂口は「大切な人が死んでしまったときの、生き残った者の辛さをいやというほど味わいました。そして、どうやって、この悲しみを乗り越えていけばいいのか、生き残った者のすべきことはなんなのか、そんなことをいろいろと考えるようになりました」と語り、以降のFFが「死」をテーマに扱う物語に繋がっていったとしている。 本作はシリーズ最後のFC版であると同時に、『FFI』『FFII』とシナリオを手がけていた寺田憲史がFFシリーズに関わった最後の作品である。彼は本作を題材にした漫画の原作も務めている。 『別冊宝島704 僕たちの好きなファイナルファンタジー』(株式会社宝島社、2002年)によると前作までと比べてテンポよくサクサク進む、「『FF』シリーズ中最高に遊び込める作品だったとの評価も多い」とされている〔『別冊宝島704 僕たちの好きなファイナルファンタジー』(株式会社宝島社、2002年)42頁(阿部広樹執筆)〕。 タイトルロゴのデザインは前作『FFII』とほぼ同様のもの。デザイン化されたアルファベットで「FINAL FANTASY」と書かれた背後にクリスタルのように輝く文字でIIIと入っている。またパッケージに描かれているのは両手に剣をたずさえた「光の戦士」。この「二刀流」は本作のシステムの特徴のひとつでもある。 当時のCMでは「最後の壮大なドラマ」とナレーションされていた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ファイナルファンタジーIII」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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