|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
勇者王ガオガイガーシリーズの登場メカ(ゆうしゃおうガオガイガーシリーズのとうじょうメカ)では、アニメ『勇者王ガオガイガー』および『勇者王ガオガイガーFINAL』に登場する架空のメカニックについて記述する。 == GGG機動部隊 == === ガオガイガー関連機体 === ;ギャレオン :三重連太陽系「緑の星」で建造された宇宙メカライオン。機界昇華された母星から赤子を連れて落ち延び、1997年地球に飛来、天海夫妻にその子を託す。6年後、2003年にパスダーを追い再び地球圏へ飛来、攻撃を仕掛けるも甚大なダメージを負い、その際に巻き込まれ重傷を負った凱を救いGアイランドへ墜落、麗雄ら一部の公団スタッフにより秘密裏に回収、修復された期間にオーバーテクノロジーと警告文を得る。二年間は機能停止状態だったが、EI-02襲撃の際覚醒する。口腔内にはバリア分解機構が搭載されており、その咆哮によりパスダーのバリアを破っている。 :オーバーホールによる部品の解析や修理を受けた際、頭脳回路部分は複雑過ぎて手が出せずブラックボックスとして取り扱われており、緑の星の指導者カインの人格コピーが記憶されている事や、頭脳回路に深刻なダメージを負っていることは気付かれずに放置されたままとなっていた。 :また天海勇は一貫して「北極ライオン」と呼称していた。 :;武装 ::;ギャレオンファング ::;ギャレオンクロー ;ガイガー :ギャレオンがサイボーグ・ガイとフュージョンし、変形したメカノイド。身軽な姿での格闘戦を主とするが、敵を倒すまでの決定力は皆無であり、ギャレオン時に使えたバリア分解機構は共振で搭乗者たる凱のボディの破壊に繋がり兼ねないために使用不可能となっている。F.F.時に腰部から放つ緑の奔流EMTは、合体時に敵の攻撃から本体を守るが、一定以上の実力を持った相手には突破されてしまう事もあり万能ではない。シミュレーション時のフュージョン成功率は99.98%であり、初回は大河の承認の下に行われた。 :;武装 ::;ガイガークロー :::ギャレオンクローをガイガーとして使用する場合の呼称。人型になった事により、用途に柔軟性が増しており、垂直登坂も可能。 :;ガオーマシン装着形態 ::;ガイガー・ドリルガオー装着モード :::ガイガーの両腕に、左右分割したドリルガオーを装着した状態。通常より攻撃力が向上する。 ::;ガイガー・ステルスガオー装着モード :::ガイガーの背部にステルスガオーを装着した状態。ガイガー単体でも多少の飛翔は可能であるが、この形態により高機動、長時間、長距離の飛行が可能である。三段飛行甲板空母内でフュージョンして出撃する際は、大抵この姿で第三カタパルトから発進する。 ::;ガイガー・ステルス & ドリルガオー同時装着モード :::ガイガーの両腕にドリルガオーを装着した状態で、更にステルスガオーとも合体する形態。機動力はステルスガオー単体での合体時よりも劣るが、その代わり防御力が向上する。 ;ステルスガオー :B-2ステルス爆撃機に似た形状の航空機。ガオガイガーの背部、翼部および下腕部になる。ガイガーの背部に合体し、高機動戦を展開する。ファイナル・フュージョン・マニュアル(以降F.F.M.)時には火麻が操縦。EI-13戦では、下部アームにライナーガオーを吊り下げ輸送している。 ;ステルスガオーII :ステルスガオーに宇宙用ウルテクエンジンを搭載したもので、左右ウルテクポッドがメイン推進系となる他、ブロウクンマグナムとプロテクトシェードをブロウクンファントム、プロテクトウォールへと強化するファントムリングとウォールリングを搭載。増設によってコクピットブロックが後部に新造され、護が乗り込んで原種戦に臨んだ。機界新種戦ではボルフォッグの超AIが搭載され、凱も乗り込んでいた。大気圏内でも運用可能だが、ステルスガオーに比べて空気抵抗を受けやすいフォルムから大気圏内における飛行能力は改修前よりも低下している。この状態でもガイガーを運搬する事は可能である。 ;ライナーガオー :500系新幹線に偽装したガオガイガーの肩部および上腕部を形成するガオーマシン。ほとんどの鉄道路線を走破できる軌間可変台車、鉄道車両と連結できる万能連結器を装備。短時間飛行も可能である。線路の無い場所へ出動する場合、ステルスガオーのマルチパイロンへ車体を固定して輸送。また中央に簡易型爆裂射出カタパルトを挟み込むことで、強襲揚陸補給船を運用できない内陸部へディバイディングドライバー(以降D.D)の運搬も可能である。全ガオーマシン中、最も負荷がかかる部位であり、初回合体時にフリクションダンパーを破損し、ヘル・アンド・ヘヴンの行使によるダメージも大きい。劇中では凱が最初に操縦したガオーマシンでもある。F.F.M.では麗雄が操縦。機界新種戦では氷竜と炎竜の超AIが搭載された。 ;ドリルガオー :二基のドリルを備えた戦車。左右に分離し、ガオガイガーの両足部となるガオーマシン。ガイガー時に両腕に接続可能。陸海空どこでも運用できる万能車両でもあるが、無限軌道であることから分割時の単独走行はできない。F.F.M.では牛山が操縦。機界新種戦では風龍と雷龍の超AIが搭載され、ゾヌーダロボ相手に分離による牽制も行った〔『第3次スーパーロボット大戦α』では風龍と雷龍が未登場のため、ゴルディーマーグとマイクが代役を務めている。〕。 ;ガオガイガー :ガイガーと三機のガオーマシンがファイナル・フュージョン(以下F.F)した重機動スーパーメカノイド。両腕にはそれぞれ攻撃用と防御用に特化した装備が設けられており、左腕は敵の攻撃を相殺、あるいは増幅し跳ね返す防御フィールドとして、右腕は高速回転させながらGパワーを充填させ射出させる攻撃技として機能。それらを応用した戦術などで多用な局面に対応できる。しかしEI-07戦で大河が「装甲は耐っても衝撃波で中の凱は…」という台詞の通り、堅牢な表面装甲に反して内部への衝撃緩和能力は高くない。また、装甲耐熱限界は5000度とされる。 :初めてF.F.を行った際の成功率は「限りなく0に近い」だったが、「後は勇気で補えばいい」という判断で合体に成功。F.F.プログラムがEI-15からのハッキング攻撃によりマシン自体が独自に初期化、F.F.をマニュアル操縦を慣行した際も60%の成功率だったが、凱を含む搭乗者四人が「一人10%ずつ、勇気で補えば100%」となり合体に成功。しかし、その後もそれ自体がガイガーやガオーマシンにダメージを及ぼすなどといった機構面での不完全さ、そしてゾンダー撃退の切り札となっていた最大の必殺技もまた搭乗者に著しい肉体的負担を強いるものとして強調されることで、物語により強い緊張感を生み出していた。 :あくまでも「異星のテクノロジーをベースに開発された純地球産のメカニズム」としてであり、異星や古代文明のオーバーテクノロジー主体による自由自在な変形・合体・分離は行えないという状態にあった。原種との初戦において大破した際、改修を受けると同時にウルテクエンジンが搭載され、更なる強化を果たした。 :勇者シリーズでは唯一二号ロボとのグレート合体を行わなかったがこれは「合体を繰り返すと1号ロボの存在感が弱くなるから」という監督の米たにヨシトモの意向によるものであり、強化も動力系の改良や宇宙用換装パーツを装着する程度に収められた。企画当初はガイガーの時点で主役ロボットが完成していることを考えると、ガオガイガーこそが既にグレート合体であるという説〔勇者王ガオガイガー.DVDボックスの解説書より。〕もある。 :;武装 ::;ブロウクンマグナム :::主力戦闘装備。右前腕部を高速回転させて射出するロケットパンチ。ゾンダーロボのバリアシステムを力ずくで破壊する威力を誇る。ある程度遠隔操作を行うことも可能であり、特にEI-26戦では徹甲榴弾のように敵の内部に食い込んだところで自爆させている。劇中では、腕部を射出せず回転させた状態のまま攻撃も行っている。 ::;プロテクトシェード :::防御装備。左腕から防御フィールドを発生させ敵の攻撃を無効化、あるいは反射する。EI-13戦では反発効果で海面を押し退けているほか、ガオガイガーがグランドノヴァに囚われた際にはギャレオンの意思で全身に展開されている。 ::;ドリルニー :::両膝に装備されたドリルガオーのドリルで膝蹴りを繰り出す。 ::;プラズマホールド :::プロテクトシェード展開の際に発生する反発的防御フィールドを反転させ、その内部に目標を捕縛、フィールドの反発作用によって敵の行動を封じる。その際フィールド内では激しい電離現象が発生、目標の電子機器を破損させる付随的効果もある。 ::: 劇中で使われた回数はTVシリーズで2回、『FINAL』で1回〔『FINAL』ではレプリガオガイガーが使用した。〕と非常に少ない。 ::;ゴルディオンマグナム :::右前腕をマーグハンドに換装した状態で、これを射出して敵にぶつける技。EI-72、73の合体ゾンダーロボにハンマーヘル・アンド・ヘブンを破られた直後、一度だけこの技の使用が確認されている。 :;専用装備 ::;ディバイディングドライバー ::;ディメンジョンプライヤー ::;ゴルディオンハンマー ::;マーグハンド ::;モレキュルプラーネ ::;ゴルディオンモーター ::;グランドプレッシャー :;必殺技 ::;ヘル・アンド・ヘブン :::「ゲム・ギル・ガン・ゴー・グフォ…」の詠唱で両掌のエネルギーを融合させ、EMTトルネードで拘束した敵に突撃。目標物を摘出すると同時に掌に集中させた融合エネルギーを目標機体内で解放、プロテクトシェードで核を保護しつつ目標を内部から完全に破壊する。しかし、呪文は不完全な形でしか分かっておらず、それに伴い技自体も不完全なまま使用されていた。その為、本来の威力は発揮されておらず、凱への負担も本来以上の物となり、一時は負担の蓄積が命を脅かすまでになった。性質上、両腕が無事でなければ使えない。 :::ハンマーヘル・アンド・ヘブンの使用が可能になってからは原種との初戦とスターガオガイガー時でのゾヌーダロボ戦のみ使用する〔『BLOCKADED NUMBERS』収録のNumber.43.2でも、ゲーム進行によってはヘル・アンド・ヘブンで合体ゾンダーロボを倒す展開になる。〕が、どちらも通用せず、前者は逆に自身の腕を破損してしまい、後者は受け止められてしまった。しかし、ゾヌーダロボ戦では一度は通用しなかったものの、能力が低下した隙に繰り出した2発目により撃破している。 ::なお、この技を放つ際は一時的にBGMが止まる。 ::;ハンマーヘル・アンド・ヘブン :::マーグハンドから生成されるゾンダー核摘出用の特殊構造の釘を左手でゾンダーの体表へ突き刺し、エネルギーで形成された釘をハンマーヘッドで打ち込む。釘がゾンダー核を捕らえた後、マーグハンドに備え付けられているネイルプラーでゾンダー核もろとも釘を引き抜きゾンダー核を確保、残ったゾンダー本体に対しゴルディオンハンマーを叩きつけ、重力衝撃波により標的を光に分解、消滅させる。 ;スターガオガイガー :脊髄原種との宇宙戦の際、従来のステルスガオーでは、搭載したウルテクエンジンの高推力に構成パーツが圧力に耐えきれずオーバーヒートした事から、新たに宇宙用装備を追加された「ステルスガオーII」と合体する事により完成した、ガオガイガーのバージョンアップ版とも言うべき新形態。基本的な武装はガオガイガーと同じだが、全体的な能力が大幅にパワーアップしており、ステルスガオーII搭載のファントムリングによりブロウクンマグナムが「ブロウクンファントム」に、ウォールリングによりプロテクトシェードが「プロテクトウォール」へそれぞれ強化される。左右ポッドをパージすると通常のガオガイガーに近い形状になる。専ら宇宙戦で運用され、ゾヌーダロボ戦では勇者ロボたちの超AIを搭載した状態で初の地上戦を行った。劇中では終始「ガオガイガー」、もしくは「宇宙用装備ガオガイガー」と呼ばれており、名前が確認できるのはアイキャッチ及び、最強キャラクターセットVol.5のCDドラマ「還ってきたマモル」のみである。 :当初、スターガオガイガーは天海護が操縦する「スターガオー」という宇宙空間用の龍型メカと合体する予定だった。結局スターガオーは登場せず、ステルスガオーIIとの合体にとどめられたという〔仮に実現していた場合『勇者エクスカイザー』以来のライオン+ドラゴンのグレート合体が実現していたことになる。なお、『黄金勇者ゴルドラン』のグレートゴルドランは空影も合体するため省略。〕。 :;武装 ::;ブロウクンファントム :::ステルスガオーIIのファントムリングを装着することで、ブロウクンマグナムを強化した装備。性質上、ファントムリングを破壊されると使用不可となる。 :::ブロウクンマグナムが通用しない原種のバリアシステムに対して有効な装備であり、機界最強7原種戦ではアメリカ海軍空母・インディペンデンスと融合した耳原種のボディを貫いているが、機界新種戦ではファントムリングを物質昇華されたことで破られている。 ::;プロテクトウォール :::ウォールリングにより強化されたプロテクトシェードの発展装備。より強固なバリアを発生させることができるが、反射機能はオミットされている。 ;ガオガイガー最大加速仕様 :黒いキングジェイダーがいる太陽付近へ迅速に移動する為に急遽セッティングした形態。Gハンマーをメインフレーム代わりにして二基のクライマー1を連結、それぞれの補助翼を切り欠いてスターガオガイガー(右前腕はマーグハンドに換装済み)の左右ウルテクポッドに接続し、これらをブースターとする。加速時には強烈なGが掛かるが、ステルスガオーIIの増設コクピットに同乗した護は浄解モードの発動によりこれを耐えきっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「勇者王ガオガイガーシリーズの登場メカ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|