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ファイナルラップ(final Lap) * レースでの最終周回。 * ナムコのレースゲーム。本項で解説。 ---- 『ファイナルラップ』 (Final Lap) は、1987年にナムコ(後のバンダイナムコエンターテインメント)が開発した『ポールポジション』の流れを汲むレースゲーム。 == 概要 == 初めて筐体間のデータリンクを導入し、最大8人までの同時プレイを実現した一方、「乱入」を抑止するシステムを持たなかったため、対戦型格闘ゲームでよく見られる「面識の無いプレイヤー同士による、互いのプレイスタイルに起因するトラブル」も引き起こすことになった。 1作目のコースは鈴鹿サーキットのみだが、続編の『ファイナルラップ2』では、ゲーム開始前に4つのコースから1つをプレイヤーの多数決で選択することができるようになった。なお、トップが同数の場合はランダムで決定される。 このゲームの特色である「トップのプレイヤーがスタートラインを通過すると同時にプレイ中の全員にタイム追加され、スタートもゲーム終了も全員同時となる」「トップを走るプレイヤーよりも下位のプレイヤーの方がタイヤの限界や最高速度、加速度が高くなる(車同士がまるで「ゴムひも」で繋がれているような様子から、開発サイドの通称は「ラバーバンド」〔しかし近年のナムコブランドのゲームでも「馬力アシスト」を正式名としていたり、プレイヤーは別ゲームでの「ブースト」という呼称を流用していたりで、定着した一般名は無いのが現状である。〕)」といった初心者に優しい弱者救済的システムは、プレイヤーの裾野を広げ、現在に至るまで一部を除いて対戦型レースゲームの基本形となっている。 == 他機種版 == ;ファミリーコンピュータ版 :マシンのチューニングをすることができる。 ;PCエンジン版「ファイナルラップツイン」 :通常の1Pモード、2P対戦モードがある。2Pモードは画面上下二分割の1つの画面で対戦できる、当時としては画期的なシステムで話題となった。ただし、のちに同じくPCエンジンで『F1トリプルバトル』(ヒューマン)という作品で3人同時プレイを実現され、同時プレイ人数で抜かれている。 :通常のレースモードに加えRPG風の味付けを施したクエストモードが搭載されている。ミニ四駆をモチーフにしたチビ四駆の駆け出し選手として修行の旅に出かけ、全国の強豪と対戦しチャンピオンになるのが目的。一般のRPGでの戦闘に相当するフィールドマップ上でのレースで賞金を稼ぎ、それを元手に新しいパーツを購入して自らのマシンを強化していく。バックストーリーは漫画『巨人の星』をパロディ化している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ファイナルラップ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Final Lap 」があります。 スポンサード リンク
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