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ファイブハンドレッド : ウィキペディア日本語版
ファイブハンドレッド

ファイブハンドレッド()は、トランプを使った主に英語圏で行われているトリックテイキングゲームの一種である。ビッドのあるプレイントリックゲームに属し、アメリカ合衆国で、1900年前後にユーカーをもとに作られた。
日本のナポレオンに影響を与えたと言われている。
==歴史==
ゲームの目的が500点を取ることにあるので、この名がある。
ファイブハンドレッドは、U.Sプレイング・カード社により、19世紀末に考案された〔Parlett (1991) p.193〕。1904年には現在のものとほぼ同様のルールになった。U.Sプレイング・カード社は1906年以来56年間にわたってルールの著作権を保持していたが〔Five Hundred (U.Sプレイング・カード社のサイト)〕、現在は著作権の有効期間は切れている。
基本的なルールは当時流行していたユーカーをもとにしているが、以下の点が改良されている。
* 2人から6人までの遊び方が決められており、手札の枚数は常に10枚に統一されている(ユーカーは5枚)。
* 手札として配らないのは3枚のカードのみで、このためカード運に頼る点の多いユーカーと違い、技術が重要になる
* ビッドがある(ユーカーでは1枚のカードをめくって、それを切り札とするかどうかを争う)
1930年代以降、アメリカ合衆国ではコントラクトブリッジが流行し、ファイブハンドレッドは人気ゲームとは言えなくなっているが、今でもアメリカ合衆国およびカナダの一部の地域では競技されている。
現在ではオーストラリアニュージーランドで特に人気があり、オーストラリアの国民的ゲームになっている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ファイブハンドレッド」の詳細全文を読む




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