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『地球戦隊ファイブマン』(ちきゅうせんたいファイブマン)は、1990年3月2日から1991年2月8日までテレビ朝日系列で毎週金曜17:30 - 17:55(JST)に全48話が放送された、東映制作の特撮テレビドラマシリーズ、および作中で主人公たちが変身するヒーローの名称。「スーパー戦隊シリーズ」第14作目にあたる。 == 概要 == 本作品の特徴として、 * スーパー戦隊シリーズ初の兄妹同士による戦隊である。 * メンバー全員が小学校の教師という設定である。これに伴って子ども絡みのストーリーも多く登場した。 * 男性用のVチェンジャーブレスと女性用のVチェンジャーコンパクトと、メンバーがそれぞれ異なった変身アイテムを用いる。追加メンバーや、18年後の『炎神戦隊ゴーオンジャー』のように基本メンバーでも加入が遅かったメンバーの変身アイテムが異なることはあるが、男女で異なった変身アイテムを使用しているのは2013年現在本作品が唯一。 * 敵キャラクターとして「悪の戦隊」とも言うべき「銀河戦隊ギンガマン」が登場した。 等が挙げられる。 また、第2話で変身する際に本名も名乗った他、次第に変身後も本名を呼び合うようになったが、これはシリーズ初のことだった。本作品では一般人でも、教え子や学校関係者など、主に彼らと接触のある者は彼らの正体を知っており、従来の「ヒーローは一般人には正体が不明」という不文律を破る試みも行われた。 また巨大ロボ戦においても大きな変化が起きており、5人が変身しない、あるいは変身が解けた状態で操縦するといった新演出が織り込まれた。過去のシリーズにおいて合体・変形前のメカを操縦するシーンが断片的にはあったが、巨大ロボを操縦するケースは本作品が初めて。また、回によってレッド以外の戦士がメインパイロットになったこともあった。 アイキャッチは画面右下に表示される「ファイブマン」のロゴのみ〔「○○戦隊」という表記がないのは7年後の『電磁戦隊メガレンジャー』まで続く(『恐竜戦隊ジュウレンジャー』は第32話以降。また『鳥人戦隊ジェットマン』『激走戦隊カーレンジャー』は英語表記)。〕。第10話までは、CM前に大写しのロゴが表示されてから右下に収まり、CM後に右下のロゴが再び大写しになって本編に戻るというアニメーション効果もあった〔但し重要話や終盤では、CM後のアニメーション効果を省略する事もあった。〕。 また前作『高速戦隊ターボレンジャー』まで中央に大きく表示されていたオープニング・エンディングのスタッフおよびサブキャストの表記がこの年から右下寄せになった〔ただし、『ジュウレンジャー』『五星戦隊ダイレンジャー』は主題歌の表記のみ中央に表示されている。〕。監督表記は第6話までは同じく右下寄せの表示だったが、第7話から中央下部に表示するようになった。さらに、第11話からは文字が大きくなった。フォント(ゴナ)は『超力戦隊オーレンジャー』までは変わらず〔『カーレンジャー』では、ゴナのイタリック体が使用されていた。〕。 また次回予告は、担当する者が他作品と比較して頻繁に変更されている。第3話までは本作品のナレーター・小野田英一がそのまま担当していたが、第4話から第23話まではドンゴロス役の声優がドンゴロスとして担当(ドンゴロスの声を担当する声優が変更されたため、第4話は神山卓三、第5話以降は加藤治)、第24話からは5くん人形の声優陣が担当した。更に第36話の予告からは変身メンバーを演じる5人が交代で務めるようになった。また第44話の予告は、例外的にアーサーG6の声を担当した松本梨香が行なった。 企画時のネーミングは「ブラザーマン」、「ベクトルマン」。スーパーファイブロボの必殺技「スーパーベクトルパンチ」は後者の名残といえる。また、『電撃戦隊チェンジマン』で没案となった「地球戦隊」を再起用した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「地球戦隊ファイブマン」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Chikyu Sentai Fiveman 」があります。 スポンサード リンク
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