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facsimile
ファクシミリ()は、画像情報を通信回線を通して遠隔地に伝送する機器、あるいは仕組みのこと。 日本の電波法施行規則では「ファクシミリ」は「電波を利用して、永久的な形に受信するために静止影像を送り、又は受けるための通信設備」と定義されている(電波法施行規則2条1項23号)。 ラテン語の''fac simile''(同じものを作れ)←{''facere''(為す)+''simile''(同一)}が語源。英語圏では、短縮語である"fax"が広く使われている。日本語では、"fax" を音声転写した「ファックス」あるいは「ファクス」という語が一般的に使用される。大文字のFAXという表記もよく使われる。 なお、FAXは本来はゼロックス社のファクシミリに附された登録商標であったが、希釈化が進み、現在では普通名詞として扱われるようになってきている。より問題の少ない表記としてはfacsあるいはfacs.が適切である。 == 概要 == 送信側で原稿の二次元情報を線または点に分解し読み取り、データ圧縮や変調等の信号処理をして、通信回線で中継し、受信側で信号を復調して原稿を復元する。通信回線としては、公衆交換電話網が利用されることが多いが、IP電話・LAN・インターネットなどの電話交換機を介さないIP通信網を利用した、InternetFAXが2000年代に入り利用されるようになった。 写真等、中間調の画像を電送するものを写真電送、文字、図面等を電送するものを模写電送と言う。 通常は、電話機と一体になっているものがほとんどである。業務用の複合機などでは、受話器がないものもある(電話は別回線の電話機で受けるため必要ない。また、同一回線で電話も利用できるように、電話機を接続できるようになっている複合機もある。)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ファクシミリ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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