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ファブリシオ・ヴェウドゥム : ウィキペディア日本語版
ファブリシオ・ヴェウドゥム

ファブリシオ・ヴェウドゥムFabricio Werdum1977年8月24日 - )は、ブラジル男性総合格闘家柔術家リオグランデ・ド・スル州ポルト・アレグレ出身。キングスMMA所属。ブラジリアン柔術二段。柔道黒帯。現UFC世界ヘビー級王者。ファブリシオ・ベルドゥムとも表記される。
アブダビコンバット99kg以上級とブラジリアン柔術世界選手権(ムンジアル)重量級連覇の実績を持つ寝技のスペシャリスト。試合運びの上手さから「マスター・オブ・ザ・ゲーム」の異名を持つ。
またMMA参戦初期は弱点であった打撃もCBAに移籍してからは成長を見せ始めた。
CBAの打撃コーチであったハファエル・コルデイロが独立しロサンゼルスキングスMMAを設立すると、ヴェウドゥムも同ジムに移籍。
そこでムエタイを磨き続け、2011年にコルデイロよりムエタイのブラックベルトを授かった。〔SB☆NATION〕
特に首相撲からの膝蹴りはその後ヴェウドゥムの大きな武器となる。
2010年6月には総合格闘技ヘビー級世界最強と評価されていたエメリヤーエンコ・ヒョードルから総合格闘技ルールで初めてタップアウトを奪い世界の注目を集めた。
2016年2月6日に行われるUFC 196 Werdum vs Velasquez 2 にて昨年のUFC 188で王座獲得後以来初の防衛戦をケイン・ヴェラスケスと行われる事が発表された。両者共にUFC 188の試合後初めての試合が再戦という形になった。
== 来歴 ==
10代の時に交際していた恋人の元彼氏と喧嘩になった際にチョークで絞め落とされ、復讐するためにブラジリアン柔術を始める〔ファブリシオ・ヴェウドゥム バウトレビュー〕。17歳の時に母親と共に柔術の知名度が低いスペインに移住するも、現地のマドリードで柔術道場を開き、練習を続けた〔 WOWOW〕。
2002年6月16日、総合格闘技デビュー戦となったMillennium Brawl 7でテンギズ・テドラゼと対戦し、三角絞めで一本勝ち。
2003年9月13日、Jungle Fight 1ガブリエル・ゴンザーガと対戦し、TKO勝ち。
2005年2月20日、PRIDE初参戦となったPRIDE.29トム・エリクソンと対戦し、スリーパーホールドで一本勝ち。
2005年10月23日、PRIDE.30セルゲイ・ハリトーノフと対戦。ハリトーノフの打撃を嫌がりたびたび自分からリングに寝転がるなど、精彩を欠いた試合内容になってしまい、判定負け。
2006年5月5日、PRIDE 無差別級グランプリ 2006 開幕戦アリスター・オーフレイムと対戦。アリスターの打撃に苦戦を強いられるも、下になった状態からチキンウィングアームロックで一本勝ち。
2006年7月1日、PRIDE 無差別級グランプリ 2006 2nd ROUNDアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラと対戦し、判定負け。
2006年11月12日、オランダで開催された2H2Hでエメリヤーエンコ・アレキサンダーと対戦し、肩固めで一本勝ち。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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