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ファルクビア・カウンター・ギャンビット (Falkbeer Counter Gambit) は、チェスのオープニングの1つ。キングズ・ギャンビットに対し黒がカウンター・ギャンビットする変化。基本形は右図〔『定跡と戦い方』、11-12頁。〕〔『やさしい実戦集』、10頁。〕。手順は1.e4 e5 2.f4 d5〔『定跡と戦い方』、9、11-12頁。〕〔『やさしい実戦集』、9-10頁。〕。 == 主な変化 == 3.ed e4 4.Nc3 Nf6 5.Bc4 Bc5 6.Nge2 0-0 7.d4 ed 8.Qxd3 c6〔。 白の3手目で3.fe??と指すと黒に3.… Qh4+と指された後4.g3 Qxe4+ 5.Qe2 Qxh1と進行しルークをタダ取りされる〔『やさしい実戦集』、11頁。〕。この手順中白の4手目で4.Ke2とキングが逃げると黒に4.… Qxe4+と指された後5.Kf2 Bc5+ 6.Kg3 Qxe5+ 7.Kh4 Be7#と進行しチェックメイトになる〔。なお4.… Qxe4+のところ4.… Bg4+とチェックをかける手は白に5.Nf3と守られてしまう〔。 3.fe?? Qh4+ 4.g3に対して黒が4.… Qg4と指すと白は5.Qxg4と喜んでクイーンの交換に応じてくる〔。クイーンが無くなるとドローになり易いため〔、強いプレーヤーは序盤にはクイーンを交換しない〔。 3.fe?? Qh4+ 4.g3 Qxe4+に対し5.Kf2とキングが逃げても5.… Qxh1とルークをタダで取られてしまう〔『定跡と戦い方』、12頁。〕。1974年にニースで開催された第21回チェス・オリンピアードでのリボ対クーパー戦では1.e4 e5 2.f4 d5 3.fe?? Qh4+ 4.g3 Qxe4+ 5.Kf2と進行した後5.… Bc5+と黒のクーパーが指したが〔『やさしい実戦集』、9-12頁。〕、この手でも黒の勝ちである〔『やさしい実戦集』、12頁。〕。白はキングの逃げる所がないため6手目では6.d4と受ける一手だが〔、黒に6.… Bxd4+と指された後7.Qxd4 Qxd4+と進行しクイーンを取られてしまうため勝負にならない〔。この手順中7.Qxd4のところ7.Be3と指すと7.… Qxe3+ 8.Kg2 Qf2#とメイトにされてしまう〔。 戻って3.edに対する黒の3手目の3.… e4は白に4.Nf3と展開させないための手〔〔。3.edに対して黒が3.… Qh4+?とチェックをかけるのは白に4.g3と指されてクイーンをまた動かさなくてはならないため黒の手損になる〔。 白の4手目では他に4.d3〔、4.Bb5+〔と指す手もある。4.d3と指すと4.… Nf6 5.Nd2 ed 6.Bxd3 Qxd5 7.Ngf3 Bg4と進行し〔、4.Bb5+と指すと4.… c6 5.dc Nxc6 6.Nc3 Nf6 7.Nge2 Qb6と進行する〔。 白の5手目で5.Qe2と指すのはf1のビショップが動けなくなるので白が損する〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ファルクビア・カウンター・ギャンビット」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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