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ファレノプシズ・シレリアナ ''Phalaenopsis schileriana'' Rchb. はコチョウラン属のランの一つ。この属では大柄で美しいものの一つとされる。 == 特徴 == 常緑の多年草で着生植物〔唐澤監修(1996)p.517〕。葉は3-5枚あり、線状長楕円形で長さ20-40cmにもなる。表側は暗緑色の地色に灰緑色の横縞模様が入り、裏面は暗紫色を帯びる。 開花は主として春。花茎は弓状に伸びて長さ1mに達し、よく分枝して30-50の花を、時にはそれ以上の数を付ける。花は順次咲いて、その開花期間は6週間にもわたる〔塚本他(1956)p.122〕。花は淡桃色、径6cmになり、香りがある。萼片は楕円形から卵状楕円形、側萼片の基部には赤紅色の斑紋がある。側花弁は幅広い菱形。唇弁は三裂して白から桃紫色で、中裂片は卵形で先端の両側に突起があって錨状になる。 種小名は本種を最初に導入開花させた Consul Schiller の名による。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ファレノプシス・シレリアナ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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