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富士見ファンタジア文庫(ふじみファンタジアぶんこ)は、株式会社KADOKAWA(旧富士見書房)が発行するライトノベルの文庫レーベル。1988年創刊の『ドラゴンマガジン』と共に創設された。略称はファンタジア文庫。 == 概要 == 中高生を中心とした10代を意識して作られたレーベルで、当初から沢山のファンタジー世界を舞台にした小説を出す。しかしファンタジーに限らず、現代その他の世界を舞台にした本も多数出版している。 刊行第1作は田中芳樹『灼熱の竜騎兵(レッドホット・ドラグーン)〈PART1〉惑星ザイオンの風』(絶版)。 1989年よりファンタジア大賞(旧・ファンタジア長編小説大賞)を主催しており、2008年には新規にネクスト ファンタジア大賞を立ち上げている。受賞作品はこのレーベルから発売。このアワードより第1回準入賞作の神坂一の『スレイヤーズ!』を始めとしたヒット作が出ている。受賞作は『ドラゴンマガジン』にて長期連載化されることも多く、ドラゴンブランドの漫画雑誌での漫画化やアニメ化された作品も多くある。また、本編たる長編とドラマガ連載のものを集めた短編集との2列構成となる作品も多い。2014年6月より『ファンタジアBeyond』が開設され、そこでの連載作品の文庫化もされている。 当初は既刊にはピンク色の帯に「夢、大爆走」としたキャッチコピーを用いていたが、2000年代中期からは「入魂」にリニューアルされた。ただし、現在既刊に統一された帯・キャッチコピーは付属していない。 現在では電撃文庫・角川スニーカー文庫と並ぶ、ライトノベルのメジャーレーベルである。2社と共に角川系列のレーベルであり、1990年代後期から2008年まで在庫管理のため、背表紙に二次元コードを設けていたが、現在は廃止している。 創刊以後、長らく表紙を太字ゴシック体の題字・挿絵を左下に配置するデザインで基本的に統一していたが、2000年には題字部分を、2005年頃より表紙デザインを自由化した。2008年8月の新刊からは背表紙のデザインも変更され、ファミ通文庫やHJ文庫で採用されている「シリーズ番号」を導入した。 以前はシェアード・ワールド化の一環の小説も扱っていたが、2013年現在は同文庫では取り扱っていない。ただし、同社の富士見ドラゴンブックがこの傾向を引き継いでいる。 2015年4月にKADOKAWAのブランドカンパニー制が廃止されてからは、当レーベルから富士見書房の表記が完全に消滅した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「富士見ファンタジア文庫」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Fujimi Fantasia Bunko 」があります。 スポンサード リンク
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