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ファンタズム・アドベンチャーは日本のテーブルトークRPGである。基本デザインはアメリカ人のトロイ・クリンステンセン(Troy Christensen)だが、製品化までのテスト・改訂(デベロップメント)は日本人スタッフによって行われた(ChiefCoordinatorは武田 邦人。以下、草山 弘章/小島 豊喜/清田 充規)。事実上、日本製のTRPGである。 1988年、大日本絵画から出版された。サポート雑誌はゲームグラフィックス。 ==概要== ファンタズム・アドベンチャーは、発売当時の日本では設定が異色で話題となったゲームである。異世界ファンタジーの一種だが、SFの要素を多く取り入れたものになっている。 行為判定は20面ダイス1つで行うが、ダメージ判定のみ様々な多面ダイスを使用する。 舞台となるのは架空の惑星「モノカン」。基本的に剣と魔法のファンタジー世界だが、宇宙から飛来した異星人の子孫なども含め、極めて多種多様な知的種族が共存している。また、ライフルやグレネードランチャー、さらには一種のパワードスーツなどのハイテク兵器も存在している。 ドラゴンや悪魔といったファンタジーの定番モンスターが登場するだけでなく、恐竜とメカ兵器が跋扈し人食い植物が自立歩行するような、スペースオペラで言う「未知の惑星探検もの」に出てくるような奇抜な世界となっている。さらに、クリーチャーデザインを担当した韮沢靖がこれらを独特の姿に視覚化しているため、見る者に鮮烈な印象を与えている。 特徴的な部分は魔法と種族の豊富さがある。プレイヤーキャラクター(PC)として選択可能な種族は、各種族の亜種も数えると75種類におよぶ(サプリメントを導入すれば100種類を超える)。人間・エルフ・ドワーフといった一般的な種族だけでなく、ガーゴイルやスラス(昆虫人間)などの特殊な種族、さらにはファンタジーよりもスペースオペラに出てくるベムに近いものまで、同等に存在している(ただし、設定上はPC向きと言い難いものも含まれている)。ファンタズム・アドベンチャーを代表するPC用種族として語られるものには、「スリッジ」(スライム状の知的種族で口から酸液を吐く)や「タフィボーゼ」(異星人の末裔で三本腕と三本脚を持ち尻が頭の上にある)などがいる。 もうひとつの特徴である魔法については、魔法の発動や魔力の補給で行う儀式(動作や必要な物質など)がPC作成時点で様々な方法から選べるようになっており、独特な魔術師を作成することができた。そのユニーク性は、このゲームでの魔術がスタイリッシュな格好良さよりも「異形」が重視されていることを感じさせるフレーバーになっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ファンタズム・アドベンチャー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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