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フィヨルギュンとは、北欧神話に登場する神である。古ノルド語女性形の Fjörgyn で呼ばれる神と、男性形の Fjörgynn で呼ばれる神の2柱がいるが、日本語では共に「フィヨルギュン」と表記される。 * 女性形のフィヨルギュン(古ノルド語: Fjörgyn 「大地」の意〔Simek (2007:86).〕)は、オーディンの息子トールの母として言及される女神で、一般にヨルズに同一視される。 * 男性形のフィヨルギュン(古ノルド語: Fjörgynn)は、オーディンの妻フリッグの父(あるいは夫、愛人)として言及される神である。 彼らの名前を巡ってはいくつかの理論があり、学術論文の題材となっている。 == 資料 == 女神フィヨルギュン (Fjörgyn) の名は『ハールバルズルの言葉』第56スタンザ、『巫女の予言』第56スタンザに登場する。またスカルド詩において「大地」や「土地」の類義語として用いられることもある〔Lindow (2001:117).〕。 男神フィヨルギュン (Fjörgynn) の名は『ギュルヴィたぶらかし』第9章、『詩語法』第19章、『ロキの口論』第26スタンザに登場する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「フィヨルギュン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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