翻訳と辞書
Words near each other
・ フィリップ2世 (シャウムブルク=リッペ伯)
・ フィリップ2世 (バーデン=バーデン辺境伯)
・ フィリップ2世 (フランス王)
・ フィリップ2世 (ブルゴーニュ公)
・ フィリップ2世 (モスクワ府主教)
・ フィリップ3世
・ フィリップ3世 (フランス王)
・ フィリップ3世 (ブルゴーニュ公)
・ フィリップ4世
・ フィリップ4世 (フランス王)
フィリップ5世
・ フィリップ5世 (フランス王)
・ フィリップ6世
・ フィリップ6世 (フランス王)
・ フィリップ、きみを愛してる!
・ フィリップキャピタル
・ フィリップス
・ フィリップス (対立教皇)
・ フィリップス (曖昧さ回避)
・ フィリップス66


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

フィリップ5世 ( リダイレクト:フィリップ5世 (フランス王) ) : ウィキペディア日本語版
フィリップ5世 (フランス王)[ふぃりっぷ5せい]

フィリップ5世Philippe V, 1292年/1293年 - 1322年1月3日)は、フランスカペー朝の第14代国王(在位:1316年 - 1322年)。ナバラも兼ねた(フェリペ2世、在位:同)。フィリップ4世とナバラ女王フアナ(ジャンヌ)1世の次男で、ルイ10世の弟、シャルル4世の兄。長躯王(le Long)と呼ばれた。

== 生涯 ==
1316年、兄ルイ10世が死去し、その後を出生と同時に継いだルイ10世の子ジャン1世も同年のうちに早世したため、カペー家の直系男子は断絶した。このため、一部ではルイ10世の娘ジャンヌを次期国王として望む声があったが、問題があった。ジャンヌはカペー家の血統ではないと疑問視されていたのである。というのは、ジャンヌの母マルグリット、フィリップ自身の妻ジャンヌ、王弟シャルル(のちのシャルル4世)の妻ブランシュの3人が一大スキャンダルである不倫騒動を起こした(1314年のことで、これにショックを受けた当時の国王フィリップ4世は同年のうちに死去している)張本人だったからである。そのためフィリップは、ジャンヌには王家の血筋を継いでいない可能性があるから王位にはふさわしくない、またサリカ法に基づいて女子の王位相続は禁止されているとして、ジャンヌを王位から遠ざけ、自身が国王として即位することとなった。
しかし皮肉にも、フィリップ5世は男児に恵まれなかった。そして1322年、男児の無いまま死去し、後を弟のシャルル4世が継ぐこととなった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「フィリップ5世 (フランス王)」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Philip V of France 」があります。




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.