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『ゴダール・ソシアリスム』(原題: ''Film socialisme''〔63rd FESTIVAL DE CANNES PRESS CONFERENCE April 15th, 2010 , カンヌ国際映画祭、2010年4月26日閲覧。〕、英題: ''Socialism'')は、2009年(平成21年)製作、2010年(平成22年)公開、ジャン=リュック・ゴダール監督によるフランス・スイス合作の長篇劇映画である〔''Socialisme'' , Filmdeculte, 2010年4月26日閲覧。〕。 == 概要 == 2004年(平成16年)の長篇劇映画『アワーミュージック』以来のゴダールの長篇映画であるようにうけとめられている〔。 しかしフランスの製作会社ワイルド・バンチによる本作の公式サイトには、当初、ゴダールのほか、スイスの映画作家ファブリス・アラーニョ、フランスで活動する映画作家ポール・グリヴァス、ジャーナリストのルーマ・サンバー、ペリフェリア社長で映画監督のアンヌ=マリー・ミエヴィル、撮影監督ピエール・バンジェリ、製作主任ジャン=ポール・バタジアといった人物の名が、「ディレクター」として挙げられた。 カンヌ国際映画祭エントリーのアナウンス後、これらの固有名詞はゴダールとは別に、クレジット欄に引き続き「ディレクター」として挙げられている〔''Film Socialism'' , ワイルド・バンチ、2010年4月26日閲覧。〕。 公式サイトによれば、物語は3楽章からなる。主人公たちは、真実のあるいは虚偽の神話的土地である、エジプト、パレスチナ、オデッサ、ヘラス(ギリシア)、ナポリ、バルセロナの6か所を訪れる〔。アメリカの女性歌手・パティ・スミス、フランスの哲学者・アラン・バディウの出演がアナウンスされており〔、公式にリリースされているスチル写真にも写りこんでいる〔。 出演はほかに、『ニノの空』等のフランス人女優のエリザベート・ヴィタリ。 アフリカ系フランス人女優のナデージュ・ボーソン=ディアーニュとオドレ・エストルーゴ監督の長篇劇映画『ルガルデ・モア』(2006年)に出演したアフリカ系フランス人の舞台女優アイ・アイダラ。 テレビアニメーション『シティーハンター』フランス語版やロバート・デ・ニーロの吹替声優として知られるヴェテラン俳優のモーリス・サルファティ。 『マリー・アントワネット』(2006年)等への出演で俳優として知られるスイスの舞台美術家・ジャン=マルク・ステーレ。 ハーモニー・コリン監督の『MISTER LONELY ミスター・ロンリー』(2007年)に出演した子役のカンタン・グロセ。 オムニバス映画『パリ、ジュテーム』(2006年)のコーエン兄弟篇に出演した子役のギュリヴェール・エック。 『灯台守の恋』(2004年)等の脚本家としても知られる即興演劇の俳優・クリスチャン・シニジェ。 パレスチナの歴史学者でパリを拠点にする平和活動家のエリアス・サンバー。 サンバーがフランス語訳したマフムード・ダルウィーシュの詩をミュージカルにしたレバノン出身の歌手・演出家のドミニク・ドヴァル。 フランスの経済学者のベルナール・マリス、パリ政治学院教授でテレビ番組『セー・ダン・レール』への出演で知られる政治学者のドミニク・レニエ。 パティ・スミス・グループのギタリストのレニー・ケイ。 ロサンゼルスオリンピック(1984年)で銅メダルを獲得した元テニス選手で現在小説家のカトリーヌ・タンヴィエ。 ブランパンのダイヴァーウォッチ「フィフティ ファゾムス」の開発で知られ、「フランスのジェームズ・ボンド」と呼ばれた元フランス海軍軍人のロベール・マルビエら多彩な面々が公式サイトでアナウンスされている〔。 そのほかにも、「勝手にしやがれ」の大プロデューサー、ジョルジュ・ド・ボールガールの孫娘アガタ・クーチュールが初出演。全編を通じてカギを握る少女アリッサを演じる。 また、ジャン=ポール・バタジアの娘のマリーヌ・バタジアも出演しており、第2楽章のマルタン一家の長女を演じている。 ウェブサイト ''Film de Cult'' 上で2010年1月20日の公開がアナウンスされていたが実際には公開されておらず〔 、同年5月12日 - 同月23日にフランスのカンヌで開かれた第63回カンヌ国際映画祭のある視点部門にエントリーされ、ワールドプレミア上映が行なった〔。 同時に仏語タイトルが , 英語タイトルが に改められた〔〔。 フランスでの劇場公開は同年5月19日である〔filmsocialisme.com 、公式ウェブサイト、2010年4月26日閲覧。〕。 フランス国内では、公開に先行し、同年同月17日 - 18日、Filmo TVにおいて、同国内に住所を持つユーザに対し、7ユーロでインターネット上でビデオオンデマンド公開を行なった〔Film Socialisme , Filmo TV , 2010年5月18日閲覧。〕。同月25日、本作のダイアローグと画像キャプチャー等で構成される書籍 ''Film Socialisme - Dialogues avec visages auteurs'' を、フランスの出版社P.O.L.が刊行した〔Film Socialisme - Dialogues avec visages auteurs , P.O.L. , 2010年5月18日閲覧。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ゴダール・ソシアリスム」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Film Socialisme 」があります。 スポンサード リンク
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