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『フィルモアの奇蹟』(原題:The Live Adventures of Mike Bloomfield and Al Kooper)は、アメリカ合衆国のミュージシャン、マイク・ブルームフィールドとアル・クーパーが1969年に連名で発表したライブ・アルバム。1968年9月にで行われた演奏を収録している〔Michael Bloomfield : AllMusic - Biography by Steve Huey - 2014年4月27日閲覧〕〔日本盤CD(SRCS 8302-3)ライナーノーツ(五十嵐正、1997年3月5日)〕〔オリジナルLPのクレジットではフィルモア・オーディトリアムと記載されていたが、1997年に発売されたCDのジャケットでは「SEP.26-28 1968」と書かれたフィルモア・ウェストのチケットの画像が追加されている〕。 == 解説 == マイク・ブルームフィールド、アル・クーパー、スティーヴン・スティルスの3人は1968年にアルバム『スーパー・セッション』を連名で発表しており、本作はその続編として企画されたが、スティルスは都合により不参加となった〔。ブルームフィールドはそれまでギタリストとして活動してきたが、本作で初めてボーカルも披露しており〔、レイ・チャールズのカヴァー「アイ・ワンダー・フー」及び「メリー・アン」、エルヴィス・プレスリーの歌唱で知られる「ザッツ・オール・ライト」、アルバート・キングのカヴァー「激しい恋はもうたくさん」を歌った。「59番街橋の歌 (フィーリン・グルーヴィー)」はサイモン&ガーファンクルのカヴァーで、ライブが録音された後、クーパーに誘われて作者のポール・サイモンがスタジオを訪れ、コーラスを録音している〔CD英文ライナーノーツ(アル・クーパー/訳:立原真沙)〕。 フィルモア・ウェストでの公演は3日連続で行われたが、最終日にはブルームフィールドの不眠症が悪化したため、急遽エルヴィン・ビショップ、カルロス・サンタナ、スティーヴ・ミラー、デイヴ・ブラウンが代役として参加しており〔、本作にはサンタナとビショップの演奏も収録された。なお、カルロス・サンタナは本作でレコード・デビューを果たす形となった〔Carlos Santana : AllMusic - Biography by William Ruhlmann - 2014年4月27日閲覧〕。 本作のジャケットには、ノーマン・ロックウェルが描いたブルームフィールドとクーパーの絵が使用された。 ブルームフィールドとクーパーはその後もライブで共演しており、1968年12月13日から14日に行われたフィルモア・イースト公演の音源は、2003年にレガシー・レコーディングスからライブ・アルバム『Fillmore East: The Lost Concert Tapes 12/13/68』として発表された〔Mike Bloomfield / Al Kooper - Fillmore East: The Lost Concert Tapes 12/13/68 (CD) at Discogs 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「フィルモアの奇蹟」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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