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フェ
フェ(膾、鱠)は、韓国料理のうち、生で食べる魚介料理や肉料理のこと。 センソンフェ(生鮮膾、)は生の魚介類(主に白身魚)を薄い切り身にしたもので、多くの店では日本語の「サシミ」()で通用する(「センソンフェ」は国語浄化運動による「サシミ」の言い換え語)。 == 魚のフェ(鱠) == 魚のフェ(刺身)は、コチュジャンに酢を加えたチョコチュジャン()のほか、テンジャン(味噌)にコチュジャン、ゴマ、にんにくなどを加えて作るサムジャン()、ワサビ(コチュネンイ、)などをつけ、サンチュなどにくるんで食べる。また見た目を良くするため、調理しないタンミョン(唐麵、、春雨の一種)の上に載せることもある。また食堂などで魚のフェを食べ終わると、残った魚のあらに野菜を加えてメウンタン(、魚の鍋物)を作って食べる。 白身魚のフェ以外にもさまざまな種類の魚介類のフェが食べられている。ファロフェ(活魚鱠、)は生簀から出した活魚をそのままさばいてフェにしたものをいう。スックフェ(熟鱠、。スッケ、スックェとも)は魚やイカなどにさっと火を通したものである。ソンオフェ(松魚鱠、)はマスなどの川魚の刺身を指す。プゴフェ(北魚鱠、)は干し明太(スケトウダラ)を裂き、水で戻して和えたフェである。ホンオフェ(洪魚鱠、)はエイの身を壷等に入れて発酵を促進させたもので、独特のアンモニア臭がある。 魚介類のフェと飯を丼に盛るとフェドッパプ()という海鮮丼になり、ビビンバのようによく混ぜて食べる。冷麺の上に盛りつけるとフェネンミョンとなる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「フェ」の詳細全文を読む
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