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フェアリー・ソードフィッシュ : ミニ英和和英辞書
フェアリー・ソードフィッシュ[ふぇありー]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

フェアリー : [ふぇありー]
 (n) fairy, (n) fairy
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

フェアリー・ソードフィッシュ ( リダイレクト:フェアリー ソードフィッシュ ) : ウィキペディア日本語版
フェアリー ソードフィッシュ[ちょうおん]

フェアリー ソードフィッシュ(''Fairey Swordfish'')は、イギリス航空機メーカーであるフェアリー社が開発し、イギリス海軍航空隊によって使用された三座複葉雷撃機である。基本性能こそ低かったものの、汎用性や操作性に優れ複葉機時代の最後を飾った非全金属製軍用機の傑作。ソードフィッシュの意味は、魚類のメカジキから。
== 開発 ==
1930年、フェアリー社はギリシャ海軍向に試作機PVを自主開発した。イギリス国防省は試作機のエンジンアームストロング・シドレー パンサーブリストル ペガサスへ換装して雷撃・観測・偵察をなすTSR Mk Iと命名した。1933年7月に初飛行したが、1933年9月に失われた。イギリス国防省は新たな仕様書を作成し、複座雷撃機と三座偵察機の開発を求めた。この要求にフェアリー社はTSR.Iを改良してTSR.IIを開発した。1934年4月17日に初飛行し、ソードフィッシュと命名された〔Fleet Air Arm Archive (FAA) 1939-1945, Fairey Swordfish 〕。
1935年にイギリス海軍が採用し、1936年に空母グローリアスに配備された。1939年にはイギリス空軍もソードフィッシュを試験し、シンガポールへ派遣した〔。
また、1937年には後継機として同じくフェアリー社が開発したフェアリー アルバコアが配備されはじめたが、アルバコアの性能向上幅は不十分で実用上はソードフィッシュと変わらず、それでいてタウラスエンジンの信頼性も低かったためソードフィッシュの生産は続行された。1940年前半からソードフィッシュの生産は、フェアリー社からブラックバーン社に移った〔Air Vectors, THE U-BOAT WAR AND TWILIGHT OF THE SWORDFISH〕。
1940年10月からソードフィッシュへ対潜レーダーの装備が開始された。1941年12月21日にソードフィッシュは夜間にUボートを沈め、世界で初めて潜水艦を夜間に撃沈する例となった。1943年にブラックバーン社はMk Iの生産を終え、ペガサスエンジンを換装したMk IIの生産を開始した。1943年5月23日、ソードフィッシュはロケット弾攻撃でUボートの撃沈に成功した〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「フェアリー ソードフィッシュ」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Fairey Swordfish 」があります。




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