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フェニヤ〔『エッダ 古代北欧歌謡集』213-215頁、『「詩語法」訳注』55-56頁などにみられる表記。〕(Fenja、Fenia)とメニヤ〔(Menja、Menia、Mena)は、北欧神話に登場する巨人女性の名である。 2人の物語は、『散文エッダ』第二部『詩語法』および『詩のエッダ』の詩の1編『グロッティの歌』に残されている。 また、何編かの詩に、彼女らの名前を用いたケニングがみられる。 == 名前 == 日本語訳では次のような表記がみられる。 * フェニヤ - フェニァ〔『「詩語法」訳注』55頁にみられる表記。〕、フェニア〔『世界神話伝説大系29 北欧の神話伝説(I)』(松村武雄編、名著普及会、1980年改訂)255頁にみられる表記。〕、フェンヤ〔グレンベック『北欧神話と伝説』(山室静訳、新潮社、1971年)202頁にみられる表記。〕など。 * メニヤ - メニァ〔、メニア〔、メンヤ〔など。 フェニヤ(''Fenia'')の名は「穀を除く女」「粉碾き」、メニヤ(''Menia'')の名は「女奴隷」を意味している〔『エッダ 古代北欧歌謡集』213-215頁。A.コックによる解釈。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「フェニヤとメニヤ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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