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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ シアン化ナトリウム : [しあんかなとりうむ] (n) sodium cyanide ・ 化 : [か] (suf) action of making something
フェリシアン化ナトリウム(Sodium ferricyanide)とは、ヘキサシアニド鉄(III)酸ナトリウムのこと、すなわち、ナトリウムのヘキサシアニド鉄(III)酸塩である。組成式は、(Na3)。なお、赤血ソーダ(Red prussiate of soda)と呼ばれることもある。 == 合成 == ヘキサシアニド鉄(III)酸ナトリウムは、ヘキサシアニド鉄(II)酸ナトリウム(フェロシアン化ナトリウム)を、ハロゲン(塩素など)や過酸化水素などを用いて酸化することによって得られる。なお、ヘキサシアニド鉄(III)酸ナトリウムはNa3で表されるわけだが、しばしば1つの水和水を持ち、Na3・H2Oとして存在する。なお、Na3・H2Oは、赤色柱状晶で、水に容易に溶解する〔化学大辞典編集委員会 編集 『化学大辞典 (縮刷版) 8』 p.256 (左下) 共立出版 1964年2月15日発行 ISBN 4-320-04022-8〕。また、ヘキサシアニド鉄(III)酸ナトリウムは、ヘキサシアニド鉄(II)酸ナトリウムよりも不安定であり、ヘキサシアニド鉄(III)酸ナトリウムよりも容易にCN-(シアン化物イオン)を遊離させ得る。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「フェリシアン化ナトリウム」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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