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フェルナンド・フランシスコ・ゴンサレス・シウファルディ(''Fernando Francisco González Ciuffardi'', 1980年7月29日 - )はチリの首都サンティアゴ・デ・チレ出身の男子プロテニス選手である。2007年の全豪オープン男子シングルス準優勝者であり、アテネ五輪のダブルス部門で金メダル、シングルス部門で銅メダル、北京五輪のシングルス部門で銀メダルがある。シングルス自己最高ランキングは5位(2007年1月)。ATPツアーでシングルス11勝、ダブルス3勝を挙げた。身長183cm、体重82kg。右利き、バックハンド・ストロークは片手打ち。 ==選手経歴== ジュニア時代に、1998年の全仏オープン男子シングルス・ジュニア部門でライバルのフアン・カルロス・フェレーロを破って優勝し、翌1999年に19歳でプロ転向。 翌2000年、フロリダ州オーランドの大会で、ニコラス・マスーとの“チリ勢決勝対決”を制し、ツアー初優勝を飾った。ATPツアーにおいて“チリ勢決勝対決”が行われたのは、1982年以来18年ぶりの出来事だった。この年は順調にランキングを上げ、135位で終えた。 2002年は2大会で優勝を挙げ、同年の全米オープンでは4大大会にて自身初の準々決勝進出を果たす。準々決勝ではオランダのチャン・シャルケンに 7-6, 3-6, 3-6, 7-6, 6-7 のフルセットで敗れたが、世界ランキング18位で年を終える飛躍を見せた。 2003年、全仏オープンの準々決勝で、ジュニア時代からのライバルであるファン・カルロス・フェレーロに 1-6, 6-3, 1-6, 7-5, 4-6 で敗れた。この年は優勝が無く、35位で年を終えた。 2004年のアテネ五輪で、チリ代表に選出。ニコラス・マスーと組んだ男子ダブルスで金メダルを獲得した。決勝の相手はドイツ代表のニコラス・キーファー&ライナー・シュットラー組で、試合は 6-2, 4-6, 3-6, 7-6, 6-4 のフルセットにもつれこんだ。シングルス部門でもベスト4まで勝ち進み、銅メダル決定戦でアメリカ代表のテーラー・デントを 6-4, 2-6, 16-14 で下して銅メダルに輝いた。こうしてゴンサレスは、マスーと並んでチリの国民的英雄となった。2004年度は23位で終えた。 2005年にゴンサレスは男子ツアーで3大会優勝を挙げ、ウィンブルドンでは初めて準々決勝に進出したがロジャー・フェデラーに 5-7, 2-6, 6-7 で敗退。また、全仏オープンダブルス部門でマスーと組み、準決勝進出を果たした。2005年度を11位で終えた。 2007年、全豪オープンで、ゴンサレスは初の4大大会決勝進出を果たす。3回戦でレイトン・ヒューイット、4回戦でジェームズ・ブレーク、準々決勝でラファエル・ナダル、準決勝でトミー・ハースといった強豪を破る快進撃を見せ、決勝で過去9戦全敗だった第1シードのロジャー・フェデラーに 6-7, 4-6, 4-6 で敗れて優勝を阻まれたが、チリの男子テニス選手が4大大会シングルス決勝に進出したのは、1998年全豪オープンの準優勝者マルセロ・リオス以来9年ぶりであった。この年は優勝こそ1大会に止まったものの、戦績は良好。年間最終戦ではラウンドロビンにて、10戦全敗だったフェデラーに初めて勝利し、2007年度は7位で終えた。 2008年は全豪オープンの3回戦敗退により、世界ランキングで大きく後退したが、2大会で優勝。全仏オープンで5年ぶり2度目の準々決勝進出があり、フェデラーに 6-2, 2-6, 3-6, 4-6 で競り負けた。8月の北京五輪において、ゴンサレスは2大会連続でシングルス部門のメダルを獲得する。第12シードから決勝まで進出した彼は、金メダルをかけた決勝戦でラファエル・ナダルに 3-6, 6-7, 3-6 で敗れた。 2009年、全仏オープンでは初の準決勝に進み、4回戦で第1シードのラファエル・ナダルを破って勝ち進んだロビン・セーデリング(スウェーデン)と激突。2セットダウンから追い上げ、第5セットまで持ち込むものの、最終的に 3-6, 5-7, 7-5, 6-4, 4-6 で突き放されて決勝進出を阻まれた。 ゴンサレスは2012年ソニー・エリクソン・オープン1回戦でニコラ・マユ(フランス)に 5-7, 6-4, 6-7(3) で敗れた試合を最後に31歳で現役を引退した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「フェルナンド・ゴンサレス」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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