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フェルナン・リゴ(Fernand Rigot, 1894年2月16日 - 1981年7月22日)は、ベルギーの映画監督、ベルギー王立シネマテークのディレクター、映画プロデューサーである。第1回カンヌ国際映画祭の審査員を務めた。 == 人物・来歴 == ベルギーのブラバント州の都市レニック(現在はフラームス=ブラバント州に属する)のレニック=サン=カンタン地区に生まれる。 第二次世界大戦以前はドキュメンタリー映画の監督として活動し、1932年にベルギー映画大学(UCB)製作のもと、アイスランドにロケーション撮影を敢行し、2本の長篇ドキュメンタリー映画を監督した。同作は1935年9月2日、アメリカ合衆国でも公開された。 1946年9月にフランスのカンヌで初めて開催されたカンヌ国際映画祭で、ベルギー選出の審査員を務めた。 ベルギー王立シネマテークのディレクターを務め、1948年以降は同シネマテークとして、ポール・エゼール、アンドレ・コーヴァン、ジェラール・ド・ボエ、シャルル・ドクークレールといった映画作家にドキュメンタリー映画の製作を依頼した。1949年にはコーヴァン監督の『黒い影』が第10回ヴェネツィア国際映画祭にエントリーし、ドキュメンタリー賞を受賞、1952年には第6回カンヌ国際映画祭に同じくコーヴァン監督の『ボンゴロ』がノミネートされた。 1981年7月22日、ベルギーの首都ブリュッセルのアンデルレヒトで死去した。満87歳没。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「フェルナン・リゴ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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