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フェンダー・エレクトリックマンドリン : ミニ英和和英辞書
フェンダー・エレクトリックマンドリン[まんどりん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
エレクト : [えれくと]
 (n) erect, (n) erect
マンドリン : [まんどりん]
 【名詞】 1. (1) mandarin 2. (2) mandolin 3. (P), (n) (1) mandarin/(2) mandolin

フェンダー・エレクトリックマンドリン : ウィキペディア日本語版
フェンダー・エレクトリックマンドリン[まんどりん]
フェンダー・エレクトリックマンドリンは、アメリカの楽器メーカーであるフェンダー社がかつて製造、販売していたマンドリンである。
== 概要 ==

テレキャスターストラトキャスタープレシジョンベースと立て続けにエレクトリックギターエレクトリックベースを市場に投入してきたフェンダーは、1956年にストラトキャスターのボディ材をアッシュからアルダーに変更したが、その仕様変更と同時に入門機種である「デュオソニック」、「ミュージックマスター」と共に毛色の違った製品を開発、登場させた。それがこの「エレクトリックマンドリン」である。
当時のフェンダーの主要な音楽市場であったカントリーミュージックブルーグラスを主眼に置いた製品であったが、フェンダーらしく随所に革新的な部分を盛り込んだものとなっていた。まずボディは通常のマンドリンのようにボディ内に空洞を持たせない、ストラトキャスター等と同様の一枚板によって構成されるソリッドボディを採用し、専用に開発されたシングルコイルピックアップによってアンプで出力するというものであった。そしてブリッジはエレクトリックギターに使用されるものに準じた独自のパーツを採用している。なにより変わっていたのは、チューニングこそ通常のマンドリンと共通ながら、の貼り方が一般的なマンドリンでは2弦1コースの複弦となっているが、このエレクトリックマンドリンでは4弦の単弦〔丁度ブラジルカヴァキーニョと同じ様になっている。〕となっていたことである。この為この楽器自体の出音は一般的なマンドリンとは異なる、独特の音色となる。
革新的な仕様を盛り込んだエレクトリック・マンドリンであったが販売数は振るわず、生産数は少なかった。ピックガードの材質変更などの小規模な変更を受けながらフェンダーがCBSに買収された後も継続生産されたが、1976年に製造を打ち切っている。
その後CBSがフェンダーを手放し、新たな経営陣の元で再開したフェンダーで立ち上げられた「フェンダー・カスタムショップ」で時折製造されることがあるが〔「FENDER CUSTOM SHOP」リットーミュージックムック、2010年 ISBN 9784845617852 ''p.12'' - 元マスタービルダーのクリス・フレミングが製造した楽器ショー展示用の「ショーモデル」と見られるストラトキャスターとエレクトリックマンドリンのダブルネックギターが掲載されている。〕、現段階でレギュラーシリーズでは再生産されることは無い。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「フェンダー・エレクトリックマンドリン」の詳細全文を読む




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