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フェンダー・シンライン : ミニ英和和英辞書
フェンダー・シンライン[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

フェンダー・シンライン ( リダイレクト:フェンダー・ストラトキャスター ) : ウィキペディア日本語版
フェンダー・ストラトキャスター[ちょうおん]

ストラトキャスターStratocaster)は、フェンダー社が1954年から発表・発売を行っているエレクトリックギターの機種。同社社長レオ・フェンダーらによって開発された。
ギブソン社のレスポールモデルと並ぶエレクトリックギターの代表的な存在で、現在はフェンダー社の2つのブランド(フェンダー、スクワイア)から販売されている。
== 設計 ==

=== 基本構造 ===
ストラトキャスターの基本構造は、同じフェンダー社のテレキャスターを発展させたものといえる。従来のギターはボディとネックをニカワなどで接着して製造されていたが、テレキャスターは両者を木ねじで結合するという大胆な設計になっており(ボルトオンネック)、大量生産を可能にした。ボディは無垢の厚い木材から削りだされたもので、内部に共鳴部(空洞部分)のない構造である(ソリッドボディ)。ボディに共鳴部がないため、大音量で演奏してもハウリングを起こしづらい。ボディとネックは角度を持たずに接合されており、ヘッドとネックも角度をもたずに成形されている。
ストラトキャスターはそれらテレキャスターの構造をほぼそのまま受け継いだ上で、さらに簡略化が図られていた。具体的には、ピックアップやボリュームやスイッチやジャックといった電装部品を樹脂製のピックガードにまとめて取り付け、これをボディ表面に木ねじで固定するという方式の採用である(テレキャスターは、フロント・ピックアップはボディに直接固定、リア・ピックアップはブリッジ・プレートに固定、ポットとセレクターはプレートに固定)。そのため、ジャックを除けば電装部品すべてがポン付けできるようになった。この簡略化のお陰でボディやネックの加工と電装部品の配線をそれぞれ別工程にすることが可能になり、後年のコンポーネント・ギター(ボディやネックや電装品などを、純正以外のものと交換して作られた改造ギター)登場への道を開くことにもなった。
ストラトキャスターはテレキャスターと同様、本来はカントリー・ミュージックなどで使用することを想定して設計された。シンクロナイズド・トレモロ(後段で解説)も、カントリーやハワイアンで多用されるスティール・ギターのスライド奏法に近いサウンドを出すのが、本来の目的であった〔レオ・フェンダーはギターは全く演奏出来なかった。彼と共に開発に当たったフレディ・タバレスはスパニッシュ・ギターよりも寧ろスティールギターの名手であった。また彼らは当時社に出入りしていたビル・カーソンというウェスタン・スィング・ギター奏者の意見を取り入れている。6分割されたサドルは彼の要望であり、ヴィブラート・ユニットはビグスビー・ビブラートに対抗する必要があるというフェンダー社のセールス側からの要望であった。
『フェンダー・ストラトキャスター』(2004年, 新装増補版, リットーミュージック・ムック) ''pp.75-76'' ISBN 4845611244〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「フェンダー・ストラトキャスター」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Fender Stratocaster 」があります。




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