|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 諸 : [しょ] 1. (pref) various 2. many 3. several ・ 諸島 : [しょとう] 【名詞】 1. archipelago 2. group of islands ・ 島 : [しま] 【名詞】 1. island
ティエラ・デル・フエゴ()とは、南アメリカ大陸南端部に位置する諸島。日本語に意訳すると「火の土地」となる〔"Fuego"は「火」、"Tierra"は「土地」を意味する。〕。フエゴ諸島とも〔"Tierra del Fuego"は、諸島の最大の島、フエゴ島(フエゴ本島)のみをさす場合と、フエゴ諸島(群島)全体をさす場合があり注意を要する。特に区別する場合は、フエゴ島を大フエゴ島、"Isla Grande de Tierra del Fuego"、あるいは単に"Isla Grande"と呼ぶことがある。【参照】フエゴ島(フエゴとう)とは ・フエゴ諸島(フエゴしょとう)とは (コトバンク)、リーダーズ英和辞典(第二版、1999年)、ジーニアス英和大辞典(2001年)。〕。面積70,640平方キロメートル。チリとアルゼンチンが分割して領有する。 == 概要 == フエゴ島が面積の大半、4万7992 km²を占める。チリ領はフエゴ島西部、デソラション島、サンタ・イネス島、ドーソン島、オステ島、ナバリノ島、、およびディエゴ・ラミレス諸島などからなる。アルゼンチン領はフエゴ島東部、およびフエゴ島の東に位置するなどからなる。南アメリカ最南端のホーン岬(オルノス岬)はチリ領のウォラストン諸島のオルノス島(ホーン島)にある。 北の南米大陸本土とは狭いマゼラン海峡で、南の南極大陸とはドレーク海峡でへだてられている。西は太平洋、東は大西洋である。 1520年、世界一周の航海の途上でマゼラン海峡を通過したフェルディナンド・マゼランが発見した。スペイン語でティエラは陸地、フエゴは火の意味で、島に多数の焚き火を見たことから名づけられた。焚き火は先住民族ヤーガン族のもので、半裸の生活を送っていたヤーガン族が暖をとるために熾していた火とも、マゼランの艦隊を見て出した警報の火とも言われる。 アルゼンチン側はティエラ・デル・フエゴ州をなし、ティエラ・デル・フエゴ国立公園に指定されている。州都はフエゴ島にあるウスアイアで、世界最南端の都市とされる。チリ側は、マガジャネス・イ・デラ・アンタルティカ・チレーナ州(XII州)の南端である。 きわめて寒冷で、農牧業は放牧がわずかに行われるのみである。地下資源が豊富で、金や石油を産出する。 ビーグル海峡内部をはじめ、島周辺にはミナミセミクジラや希少な固有種のイルカ類(ハラジロイルカなど)を含む多様な鯨類〔Scotia Sea, Fauna and Nature, Part 5: The Great Marine Mammals 〕、鰭脚類、ペンギンなどの鳥類など、多種多様な生物層が観察できる豊かな自然環境が残っている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ティエラ・デル・フエゴ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Tierra del Fuego 」があります。 スポンサード リンク
|