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フォキス
ポーキス()は、コリンティアコス湾の北部にあった、古代ギリシアの一地方。現代音(カサレヴサ)ではフォキス。名称は現在のフォキダ県(フォキス県)に受け継がれているが、範囲は必ずしも一致しない。 ポーキスという名前は、ポセイドーンの子でこの国の創設者である神話の登場人物ポーコス(Phocus. アイアコスとプサマテーの子供とは別人)に由来する。 ==地理== 古代のポーキスは1,619 km2の広さで、西は西ロクリス(:en:Ozolian Locris)とドーリス(:en:Doris (Greece))、北は東ロクリス(:en:Opuntian Locris)、東はボイオーティア、南はコリンティアコス湾と接していた。また、この国の中央を横断するパルナッソス山(標高2,459 m)の巨大な隆起により、2つの異なる部分に分かれていた。物質的資源に恵まれているわけでも貿易に向いた場所でもなく、もっぱら牧歌的なところで、成長した大都市もなかったが、戦略的には重要な場所だった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「フォキス」の詳細全文を読む
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