翻訳と辞書
Words near each other
・ フォカス
・ フォカスの記念柱
・ フォカッチャ
・ フォカロル
・ フォガット
・ フォガテイー塞栓除去術
・ フォガラ
・ フォガラシュ
・ フォキス
・ フォキスのオノマルコス
フォキスのファウロス
・ フォキスのファライコス
・ フォキスのフィロメロス
・ フォキス県
・ フォキダ
・ フォキダ県
・ フォキノ
・ フォギー・レイン/恋のハッピー・デート
・ フォクすけ
・ フォクシジェン


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

フォキスのファウロス : ミニ英和和英辞書
フォキスのファウロス
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


フォキスのファウロス : ウィキペディア日本語版
フォキスのファウロス
ファウロス(希:Φάϋλλος、ラテン文字転記:Phayllos、?-紀元前352年)は第三次神聖戦争期のフォキス将軍である。
紀元前353年マケドニア王ピリッポス2世が第三次神聖戦争に介入し、フォキスの同盟者でフェライ僭主リュコフロンを攻撃した時、その時フォキスの実権を握っていた兄オノマルコスによってファウロスは7000人の軍と共に送られたが、マケドニア・テッサリア連合軍に敗れた〔ディオドロス, XVI. 35〕。さらに同年のクロコスの戦いでオノマルコスがピリッポスに敗れて死ぬと、ファウロスは兄から軍の指揮権を継承した〔ibid, XVI. 36〕。
紀元前352年に全権将軍に選ばれたファウロスはデルフォイの宝物を貨幣に鋳造して傭兵を雇い、フォキス軍の再建と状況の打開を目論んだ。彼は同盟諸国に金をばら撒いてスパルタから1000人、アカイアから2000人、アテナイから5400人の援軍が来た。これを受けてボイオティアに侵攻したファウロスはオルコメノスコロネイア、そしてケフィソス川で連敗した〔ibid, XVI. 37, 56〕。その後、彼はロクリス・エピクネミディオイへと遠征して一時はその大部分を制圧したものの敗退した。その後、彼は肺結核にかかって死んだ〔ibid, XVI. 38, 61〕〔パウサニアス, X. 2. 6〕。パウサニアスによれば、ファウロスは死ぬ前に彼の破滅をほのめかす不吉な夢を見たという〔ibid, X. 2. 6〕。ファウロスの地位はオノマルコスの子でファウロスには甥にあたるファライコスが継承した〔ディオドロス, XVI. 38〕。
== 註 ==


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「フォキスのファウロス」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.