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フォードGTマーク4 : ミニ英和和英辞書
フォードGTマーク4[ふぉーどじーてぃーまーく4]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

フォードGTマーク4 : ウィキペディア日本語版
フォードGTマーク4[ふぉーどじーてぃーまーく4]

フォードGTマーク4(FORD GT MarkIV)はアメリカで開発、製造されたレース専用車両。
開発の前段階としてフォードGT40という車両があったが、フォードGTマーク2が1966年のル・マン24時間レースでの総合優勝をなしえた後、翌年のル・マンの連覇だけを前提に開発されたという特殊な経緯をもつ。
==フォードGTプロジェクト ==
フォードGTは、当時最強だったフェラーリチームの買収に失敗したフォードが、1963年イギリスに設立した開発拠点(その後「Ford Advanced Vehicles」〔フォード・アドバンスド・ヴィークルズ〕として独立する)において開発、製造された。尚、フォードGTは当時の記者会見で制作期間が11ヶ月と発表されたが、そのベースにはミッドシップレイアウトを採用したローラ・カーズのローラMark6という車両があったため極めて短期間で製作できた。
シャーシはスチール製のモノコック構造で両脇に角型フレームが通ったツインチューブ構造を採用していた。この構造自体はローラMark6から取り入れられたものだが、ローラGTはジュラルミンとスチールのパネルが組み合わせられていたのに対し、フォードGTはルーフまで全てスチールパネルで作られているためライバルたちより大幅に重くなったが、これは量産車の製作技術が応用できるためだった。
エンジンは63年当初は量産車のフォード・フェアレーン用4.26リットルをインディ500マイルレース用に4.2リットルへ縮小し、シリンダーブロックを鋳鉄からアルミの砂型鋳物へ置き換え軽量化した”255”エンジンを採用していた。エンジン自体は完全なレースチューンがなされており、圧縮比は12.5:1、ドライサンプやウェーバー48IDAキャブレターなどの採用で350bhp/7200rpmと発表されていた。
サスペンションは当時F-1などで一般的になりつつあった後輪にツインラジアスアームの付く4輪ダブルウィッシュボーンで、コイルスプリング/ダンパーの組み合わせにアンチロールバーが付く。ブレーキは前後ともソリッドディスクの4輪ディスクブレーキで、ガーリングのキャリパーを採用していた。ステアリングはラック&ピニオン、ホイールはボラーニのワイヤータイプで、径は前後とも15インチ、リム幅は前6.5インチ、後8インチ。当時普及し始めた軽量・高耐久なディスクタイプではなくあえてブレーキ冷却を優先させた結果ワイヤーホイールが採用された。
トランスミッション/アクスルはミッドシップのためトランスアクスルが必要だったが、63年当時は高出力に対応した市販ユニットはイタリア製のコロッティのタイプ37しかなく、選択の余地はなかった(ローラMark6もコロッティを採用していた)

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「フォードGTマーク4」の詳細全文を読む




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