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フォード・ファルカーソンのアルゴリズム : ミニ英和和英辞書
フォード・ファルカーソンのアルゴリズム[かー]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
カー : [かー]
 【名詞】 1. car 2. (n) car

フォード・ファルカーソンのアルゴリズム : ウィキペディア日本語版
フォード・ファルカーソンのアルゴリズム[かー]

フォード・ファルカーソンのアルゴリズム()とは、フローネットワークにおける最大フローを求めるアルゴリズムである。 と にちなんで命名されたもので、1956年に発表された。フォード・ファルカーソンのアルゴリズムの特殊版であるエドモンズ-カープアルゴリズムも「フォード・ファルカーソン」と呼ばれることがある。
このアルゴリズムの背景にある考え方は非常に単純である。始点から終点への経路があって、経路上の各辺に容量の空きがあるとき、その経路を使って流れを作ることができる。これを経路が見つかるたびにくりかえす。容量に空きがある経路を「増加道; 」と呼ぶ。
== アルゴリズム ==
グラフ G(V,E) にて、u から v への容量 c(u,v) でフロー f(u,v)=0 とする。ここで、始点 s から終点 t への最大フローを求める。最終的に、次のような状態となる。
* \ f(u,v) \leq c(u,v) : u から v へのフローは容量を超えない。
* \ f(u,v) = - f(v,u) : uv の間の総フローの性質。u から v へのフローが av から u へのフローが b であるとき、f(u,v)=a-b であり、かつ f(v,u)=b-a となる。
* \ \sum_v f(u,v) = 0 \Longleftrightarrow f_(u) = f_(u) : st を除く全てのノード u で成り立つ。あるノードに流れ込むフローとそこから出て行くフローは常に等しい。
すなわち、ネットワーク上のフローは、アルゴリズムの毎回の適用後に常に正当なものとなる。ここで、残余ネットワーク G_f(V,E_f) を容量が c_f(u,v) = c(u,v) - f(u,v) で、フローのないネットワークと定義する。ただし、u,v のフローによって u,v がクローズ(満杯)となっても v,u は残余ネットワークに残る可能性があるため、E=E_f となるかどうかは定かではない。
アルゴリズム フォード・ファルカーソン
:入力 フロー容量 \,c、始点 \,s、終点 \,t のグラフ \,G
:出力 \,s から \,t へのフロー \,f の最大値
:# 全ての枝 \,(u,v) について f(u,v) \leftarrow 0 とする。
:# \,G_f 内で \,s から \,t への経路 \,p があり、経路上の全ての枝 (u,v) \in p について \,c_f(u,v) > 0 であるとき:
:## \,c_f(p) = \min\ を求める。
:## (u,v) \in p であるような各枝について
:### f(u,v) \leftarrow f(u,v) + c_f(p) (この枝にそってフローを送る)
:### f(v,u) \leftarrow f(v,u) - c_f(p) (フローは後で返される)
経路は、G_f(V,E_f) について、例えば幅優先探索深さ優先探索を行うことで得られる。前者の場合を特にエドモンズ-カープアルゴリズムと呼ぶ。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「フォード・ファルカーソンのアルゴリズム」の詳細全文を読む




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