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フギンとムニン
フギン(古ノルド語: , )とムニン(古ノルド語: , )は、北欧神話に登場する神オーディンに付き添う一対のワタリガラス。フギンは「思考」を、ムニンは「記憶」を意味する。フギンはアイスランド語の (考え)に対応する。 フギンとムニンはオーディンへ様々な情報を伝える為、世界中を飛び回っている。 『スノッリのエッダ』第一部『ギュルヴィたぶらかし』第38章での記述によると、二羽は夜明けに外に出され、情報を集めてから夜に帰ってくる。そしてオーディンの肩に留まり、その耳にニュースをささやくという。オーディンを指すケニングの一つに「鴉神」があるのは、このワタリガラスの存在による〔『エッダ 古代北欧歌謡集』255頁。〕。 『古エッダ』の『グリームニルの言葉』第20節(古ノルド語)では、オーディンの口から「フギンとムニンが毎日世界中を飛んでいるが、戻ってこないことを心配している」といった趣旨のことが語られている〔『エッダ 古代北欧歌謡集』54頁。〕。
== 脚注 ==
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「フギンとムニン」の詳細全文を読む
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