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フクロムシ : ミニ英和和英辞書
フクロムシ
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


フクロムシ : ウィキペディア日本語版
フクロムシ

フクロムシ()は、他の甲殻類寄生する甲殻類である、根頭上目()に属する動物生活史が複雑なことで知られる。
生活史中のある段階の有無により、ケントロゴン目アケントロゴン目に分類される。
== 形態 ==
フクロムシ類の成体は、すべての体節構造と付属肢が退化しており、とても節足動物とは思えない外見を持つ。
雌雄で著しく形態が異なる。宿主の体外に出ている部分はのエキステルナと呼ばれる部位で、軟らかいクチクラ層に覆われている。その中はほとんどすべてが生殖器であり、卵巣と卵が詰まっている。宿主体内にはインテルナと呼ばれる根のような器官が成長し、とくに中腸腺に付着して栄養を奪う〔。
は著しく小さく、精巣以外の器官のほとんどが退化した矮雄である。雌のエキステルナ内にあるレセプタクルという窪みの中にいる。あまりにも極端に退化しているため、かつてはフクロムシ類は卵巣と精巣を併せ持つ雌雄同体であり、雄はその精巣部分であるとみなされていた〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「フクロムシ」の詳細全文を読む




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