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Order Tetraodontiformes =========================== ・ 目 : [め, もく] 【名詞】 1. (1) item 2. division 3. class 4. (2) piece (in Go)
フグ目(フグもく、学名: Tetraodontiformes)は、硬骨魚類の分類群の一つ。3亜目9科101属で構成され、カワハギ・フグ・ハリセンボン・マンボウなど海水魚を中心に357種が所属する。 == 概要 == 現生魚類の大部分を占める真骨類の中で、フグ目は系統的に最も特化の進んだグループとして位置づけられている〔『魚の自然史 水中の進化学』 pp.76-95〕。特徴的な体つきをした仲間が多く、魚類で典型的ないわゆる流線型をしている種は少ない。極端に平たいカワハギ類、文字通り箱型をしているハコフグ類、丸っこい形のフグ類、さらには体長2mを超え尾鰭を失ったマンボウなど、著しく多様性に富む。いずれも動きは遅く敏捷性に欠けるため、外敵に対しては早く泳いで逃げることよりも、硬い体(ハコフグ)・棘(ハリセンボン)・大きく体を膨らませて威嚇する(フグ)などの方法で身を守っている。 日本では古くからフグの仲間を食用とし、ふぐ料理は高級料理の一つとしてよく知られている。ただしフグ類の多くは、肝臓や生殖腺などの内臓、あるいは皮膚や筋肉に強力な毒(テトロドトキシン)をもち、(多くの場合素人調理によって)食べる種類や部位を誤って死に至る中毒事故がしばしば起こっている。また、ハコフグ科魚類には、皮膚からパフトキシンと呼ばれる粘液毒を分泌するものがいる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「フグ目」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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