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フサアンコウ科[ふさあんこうか]
フサアンコウ科(学名:)は、アンコウ目アカグツ亜目に所属する魚類の分類群の一つ。ミドリフサアンコウなど、底生性の深海魚を中心に2属14種が記載される〔『Fishes of the World Fourth Edition』 p.253〕。 == 分布・生態 == フサアンコウ科の魚類はすべて海水魚で、太平洋・インド洋・大西洋など世界中の深海に幅広く分布する〔。水深90mから2,000mにかけての大陸斜面・海山を主な生息範囲とし〔、日本近海からは少なくとも1属3種が報告されている〔『潜水調査船が観た深海生物』 pp.370-371〕〔『日本の海水魚』 pp.142-143〕。 特徴的なずんぐりした体型は遊泳には不向きで、岩礁および砂泥の海底でじっとしている姿がしばしば観察される〔〔。誘引突起を利用した待ち伏せ型の捕食を行うとみられるが〔、その他の生活史ついてはほとんどわかっていない。日本では底引き網や延縄によって漁獲され、味醂干し・鍋料理などに利用される〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「フサアンコウ科」の詳細全文を読む
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