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フシグロセンノウ
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フシグロセンノウ
フシグロセンノウ(節黒仙翁、学名:''Lychnis miqueliana'' Rohrb.)は、ナデシコ科センノウ属の多年草。 == 特徴 == 茎は直立し、高さは40-90 cmになる。和名の由来のように茎の節が黒褐色になり、茎の上部は分枝し、まばらな軟毛がある。葉は無柄で茎に対生する。葉身は卵形から長楕円状披針形で、葉先は鋭尖形で基部は細まり、長さ5-14 cm、幅2.5-5 cmになる。 花期は7-10月。野草では珍しい色の朱赤色の花を、分枝した茎の先にまばらに数個付ける。萼は2.5-3 cmの長円筒状で5裂し、毛はない。花弁は5個で長さ2.5-3 cmになる。蒴果は先が5裂した長楕円形となる。 種小名の「miqueliana」は、ドイツの植物学者のA.W.ミクエル(Friedrich Anton Wilhelm Miquel)に由来する。別名が「ゼニバナ」と「オウサカバナ」(逢坂関に自生していたことに由来する。)。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「フシグロセンノウ」の詳細全文を読む
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