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フモトシダ属[ふもとしだぞく]
フモトシダ属 ''Microlepia'' は、コバノイシカグマ科に含まれるシダ植物の分類群。葉裏にある胞子嚢群が包膜で覆われるが、それがポケット状になっているのが特徴。 == 特徴 == 常緑性で、中型から大型のシダ植物〔以下、この記事は主として岩槻編著(1992),p.100-103〕。根茎は横に這い、腹背の区別があり、短い毛に覆われる。葉は有毛で、軸の表面に溝がある。葉身は単羽状のものもあるが、より細かく切れ込むのが普通。羽片の塾は主軸の側に流れ込む溝がある。葉脈は遊離し、網を作らない。 胞子嚢群は葉脈の端に1個ずつ生じ、その位置は裏面の、葉の縁よりやや内側になる。形はほぼ円形で、包膜に覆われる。包膜はその基部と、それに左右の部分が葉の裏面と融合し、先端側で口を開くので、その形はポケット形となる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「フモトシダ属」の詳細全文を読む
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