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フヨウ属[-ぞく]
フヨウ属(-ぞく; ''Hibiscus'')はアオイ目アオイ科の植物群。 北半球各地の熱帯・亜熱帯、一部の温帯に分布し、原種(野生種)は約250種。1年草、2年草、多年草の草本から、低木、高木まで様々である。その多くは、食用、繊維用、観賞用などとして栽培される。なお、英名 Hibiscus は属名であり、またそこに属する種の総称であるが、日本語「ハイビスカス」はより狭い意味で用いられることが多い〔園芸上でいう「ハイビスカス」は、ブッソウゲのほか数種と、これらの複雑な交配により育成された多数の品種をさしている。松岡(2004)〕。 英語では種によって hibiscus、rosemallow などの名が使われるほか、会話などでは、別属タチアオイと区別をせずに hollyhock と呼ぶ場合も多い。 == 概要 ==
アオイ科の落葉低木で、約200種が知られている。花弁は5枚。花は両性で放射相称を呈する。朝に花が開き、夕方にはしぼんで、次の朝には開くというかたちで開花する。葉の形は変化に富む。フヨウ属に属する観賞植物にフヨウ、ムクゲ、ブッソウゲなどがある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「フヨウ属」の詳細全文を読む
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