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フライア・レーダー : ミニ英和和英辞書
フライア・レーダー[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

レーダー : [れーだー]
 Radar
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

フライア・レーダー ( リダイレクト:フライヤ (レーダー) ) : ウィキペディア日本語版
フライヤ (レーダー)[ちょうおん]

フライヤFreya)は、第二次世界大戦期にドイツで開発された早期警戒レーダーである。フライヤという名称は北欧神話の女神フレイヤ(Freyja)に因んで名付けられた。戦争期間中に1,000基以上が設置された。多少異なる波長で運用されたドイツ海軍仕様もゼータクトとして開発された。
== 開発 ==
「フライヤ」となる物の最初の試験は、1938年に最初にドイツ海軍へ納入される実用レーダーとしてGEMA社(Gesellschaft für elektroakustische und mechanische Apparate)により1937年初めに実施された。
この時点でドイツは、後の戦時中にイギリスが示したよりも多くの注意をレーダーの開発に払っていたようである。フライヤは既にイギリスの早期警戒レーダーであるチェーンホームよりも先んじていた。フライヤが の波長 (250 MHz)で作動するのに対しチェーンホームのそれは12 mであった。これはドイツのシステムの方に劇的に高い解像度をもたらし、これによりはるかに小さな物体を探知することができた。
その複雑な設計により戦争開始時には僅か8カ所のフライヤ基地しか実働状態になかったため、探知区域間に大きな隙間が生じていた。イギリスのチェーンホームは技術的な遅れやエラーを起こしがちではあったがかなり迅速に設置が進められ、バトル・オブ・ブリテン時には完璧なチェーンホーム網が張り巡らされていた。
フライヤは初期の敵味方識別機能を備えており、FuG 25a 「エールストリング」装置を搭載した航空機は100 km以上の遠隔距離で誰何に応えることが可能であった
"AN"型ではアンテナの整相線が切り替え可能となった。整相線の切り替えはアンテナの放射パターンの位相変位と僅かに左右方向の探知に結び付いた。これによりフライヤは広い範囲の「最大走査」から範囲を絞った円錐走査への切り替えが効果的に行えるようになった。このモードでは熟練のレーダー員であれば1度の角度分解まで絞り込むことができた。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「フライヤ (レーダー)」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Freya radar 」があります。




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