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『フライ・トゥ・ジャマイカ』(原題:Aux armes et cætera)は、セルジュ・ゲンスブールが1979年に発表したアルバム。 == 解説 == 全曲でレゲエを取り入れた内容のアルバム。レコーディングもレゲエの本場であるジャマイカで行われ、ジャマイカ人ミュージシャンがバックを務めた。 「祖国の子供たちへ」は、フランス国歌「ラ・マルセイエーズ」の歌詞の一部が引用されたパロディ楽曲である。この曲は物議を醸し、ゲンスブールは右翼に非難されることとなり、また、『フィガロ・マガジン』誌のレビューでは「国歌の冒涜」と評された。それに対してゲンスブールは『Le Matin Dimanche』紙で反論を執筆し、また、クロード・ジョゼフ・ルージェ・ド・リールの直筆による「ラ・マルセイエーズ」の原詩をオークションで購入した〔日本盤CD(PHCA-1054)ライナーノーツ(谷理佐、1997年3月4日)〕。 本作発表後、ゲンスブールは14年ぶりにライヴ活動を再開するが、1980年1月4日のストラスブール公演では、右翼やフランス空軍の旧パラシュート部隊、治安維持のための機動隊が会場を取り囲み騒動に発展した〔『星からの悪い知らせ』日本盤CD(UICY-3150)ライナーノーツ(ジャン=フランソワ・ブリュー、訳:石井朱美)〕。バッキング・メンバーが全員ステージ裏に逃げる中、セルジュ一人がステージに立ち、「そんなに歌いたければ歌ってやるから唱和しろ」として「ラ・マルセイエーズ」をアカペラで歌い、気骨を示した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「フライ・トゥ・ジャマイカ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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