翻訳と辞書
Words near each other
・ フランク・デチッコ
・ フランク・デフォード
・ フランク・デュリックス
・ フランク・デ・ブレーケル
・ フランク・デ・ブレーケレ
・ フランク・デ・ブール
・ フランク・トリッグ
・ フランク・トーマス
・ フランク・トーマス (アニメーター)
・ フランク・トーリ
フランク・ドビアス
・ フランク・ドレイク
・ フランク・ナイト
・ フランク・ニコラス・メイヤー
・ フランク・ニッティ
・ フランク・ニティ
・ フランク・ニール
・ フランク・ネルソン・コール
・ フランク・ノックス
・ フランク・ノリス


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

フランク・ドビアス : ミニ英和和英辞書
フランク・ドビアス[びあ]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ラン : [らん]
 【名詞】 1. (1) run 2. (2) LAN (local area network) 3. (P), (n) (1) run/(2) LAN (local area network)
ランク : [らんく]
 【名詞】 1. rank 2. (n) rank
ビア : [びあ]
 【名詞】 1. beer 2. (n) beer

フランク・ドビアス : ウィキペディア日本語版
フランク・ドビアス[びあ]
フランク・ドビアスFrank Dobias1902年 - 没年不詳 )は、オーストリア出身の画家イラストレーター。祖父は建築家、父や叔父も副業で絵を描いていたという。ウィーンのKunstgewerbe SchuleとKunst Akademieでデザイン舞台芸術を学んだ後、1924年頃にアメリカ合衆国に移住し、アメリカ国籍を取得している。
岩波書店刊の絵本ちびくろ・さんぼ』(1953年初版)の挿絵画家として知られる。ただし、これらの挿絵は、ニューヨークマクミラン社(Macmillan)から1927年にThe Happy Hour Booksシリーズの中の1冊として刊行されたものに使われたものを、翻訳者の光吉夏弥レイアウトなどを改変して用いたものである。
大ヒットとなったこの絵本により、日本では著名であるが、世界的にはあまり知られておらず、そのため没年も不詳である。
作品のほとんどは1940年代までに発表されており、岩波版『ちびくろ・さんぼ』が出版された1953年には故人であった可能性が高い。その傍証として、同絵本には第2話として「さんぼとふたごたち(Sambo and the Twins)」が収録されているが、ドビアスの挿絵ではなく、日本の漫画家である岡部冬彦が描いたものが採用されている。岡部冬彦は、岩波書店からドビアスの画風を真似て描くことを依頼されたため、一見同じ人物による挿絵と見紛うほどである。1953年当時は国際的な著作権に対する意識が薄かった時代とはいえ、こうした盗作まがいの作品をドビアスが見逃していたのも、すでに故人となっていたからであろう。
==作品リスト==

*『ちびくろサンボ』(径書房, 2008年)(下記、マクミラン社刊の復刻翻訳出版)
*『ちびくろ・さんぼ』(岩波書店, 1953年)(下記、マクミラン社刊の改変翻訳出版)
*『ちびくろ・さんぼ』(瑞雲舎, 2005年)(上記、岩波書店版の復刻出版)
*Bannerman, Helen. Little Black Sambo. The Happy Hour Books. Macmillan, 1927.
(アメリカン・アーティスト・ブルーブック社の AskART のページに表紙の画像が掲載されている。)
*Siebe, Josephine. Kasperle’s Adventures. Translated by Florence Geiser. Macmillan, 1929.
*Morris, William. Sons of the Volsungs. Adapted by Dorothy Hosford from Sigurd the Volsung by William Morris. Macmillan, 1932.
*Junior Bible. Macmillan 1936.
*Kelsey, Alice (Geer). Once the Hodja. Longman’s 1943.
Jeremy Schiff's Hodja homepage にOnce the Hodjaの話がフランク・ドビアスのイラスト付きで掲載されている。)

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「フランク・ドビアス」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.