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フランス語から英語への借用とは、フランス語から英語に入った借用語や翻訳借用のことである。意味が変化した語もある。全部で約一万語あるとされる。1066年のノルマン征服によって、ノルマン人の話していた中世フランス語(ノルマンフレンチ)がイングランドの貴族の公用語となり、その後13世紀が流入の絶頂期だった。その後も現代に至るまで流入が見られる。 == 主な借用語 == *adventure(冒険) *arrest(逮捕) *beef(ビーフ) *blue(青) *brooch(ブローチ) *button(ボタン) *captain(キャプテン) *cathedral(大聖堂) *chair(イス) *chancellor(首相) *city(都市) *conversation(会話) *court(法廷) *dance(ダンス) *date(デート) *diamond(ダイアモンド)adamas(征服されがたいもの)が語源。 *dinner(夕食) *dress(ドレス) *easy(簡単な) *fashion(ファッション)ラテン語のfactio(作る)が語源。 *fine(晴れ) *flower(花) *forest(森) *gallery(ギャラリー) *gaol(牢獄)中世イル=ド=パリの綴りと11世紀ノルマンディ地方の発音が結合した珍しい語。 *government(政府) *lamp(ランプ) *liberty(自由) *mess(ミス) *minister(大臣) *mountain(山) *music(ミュージック)語源はギリシャ語から。 *nice(親切な) *novice(初心者) *ocean(海) *orange(オレンジ) *parliament(議会) *pearl(真珠) *pen(ボールペン) *people(人々) *please(どうぞ) *prince(王子) *punishment(罰) *rendezvous(会う約束) *retire(リタイア) *river(川) *roast(ロースト) *salad(サラダ) *sport(スポーツ)語源は羅語のdeportareで仏語のdesport(気晴らしをする)がイギリスを経て変化した単語。 *spy(スパイ) *story(ストーリー)ラテン語historiaから *tennis(テニス) *ticket(チケット) *treaty(条約) *try(トライ) *use(使う) *virgin(童貞・処女) *vogue(流行) *-ishで終わる動詞(finish、punish、perishなど:フランス語の接続法語尾-isseから) *-tion, -sionで終わる名詞の大部分 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「フランス語から英語への借用」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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