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フランツ・ザッハー : ミニ英和和英辞書
フランツ・ザッハー[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ラン : [らん]
 【名詞】 1. (1) run 2. (2) LAN (local area network) 3. (P), (n) (1) run/(2) LAN (local area network)
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

フランツ・ザッハー : ウィキペディア日本語版
フランツ・ザッハー[ちょうおん]

フランツ・ザッハー(:Franz Sacher、1816年12月19日 - 1907年3月11日)は、オーストリアの料理人。世界的に有名な菓子ザッハトルテを作成したことで知られる。
== 生涯 ==
彼は1816年12月19日にオーストリア帝国ウィーンに生まれた。1832年クレメンス・フォン・メッテルニヒに料理人として仕えていた彼は、ある日メッテルニヒから「私と貴族の客人のために特別な菓子を作れ」と依頼された。今夜私に恥をかかせることの無いようにと言われたが生憎その時シェフが病を患ってしまっていたため〔言い伝えられているのみで、シェフが保養地に行っており不在だったと言われることもある。〕、急遽見習い2年目でまだ16歳であったザッハーがシェフの職を引き受けた。この時にザッハトルテが誕生した〔1814年から1815年にかけて行われたウィーン会議でもてなされたとする説も存在する。また、息子のエドゥアルト・ザッハーがホテル・ザッハーで振舞ったとする説も存在している。しかし前者ではフランツ・ザッハーの生年と合致しない。〕。
料理修行を終えたザッハーはプレスブルクに移り住んだ。プレスブルクでレストランの料理長に就いたザッハーは、ブダペストで同系列のレストランで独立。さらにはドナウ川のウィーン・ブダペスト間の蒸気船シェフにも就いた。1848年、ウィーンに帰ったザッハーはヴァイブルクガッセにデリカテッセンを売る店を開店。そこでフランツ・ザッハーのチョコレートトルテ (Schokoladetorte des Franz Sacher)としてザッハトルテを販売、大好評となった。1865年12月5日Hotel de l’Europe . In: Local-Anzeiger der „Presse“, Beilage zu Nr. 334/1865 (XVIII. Jahrgang), 3. Dezember 1865, S. 9 Mitte. (Online bei ANNO).〕、レオポルトシュタットアスペルンガッセ(Asperngasse)2番地のグラン・ホテル・ドゥ・ルーロップ(Grand Hôtel de l’Europe)へ就き、1871年退職した〔(Annonce:) Grand Hotel de l’Europe, Wien, Leopoldstadt. (…) . In: Neues Fremden-Blatt, Morgenblatt, Nr. 226/1871 (VII. Jahrgang), 16. August 1871, S. 5 Mitte. (Online bei ANNO).〕。
ザッハーは1881年に家族とバーデン・バイ・ウィーンへ移り住み、1907年3月11日に死去した〔Todesanzeige Todesanzeige. In: Badener Zeitung, 13. März 1907, S. 7 (Online bei ANNO)〕。彼はバーデンのヘレーネンタール墓地に家族とともに埋葬されている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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