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フラ・アンジェリコ : ミニ英和和英辞書
フラ・アンジェリコ
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


フラ・アンジェリコ : ウィキペディア日本語版
フラ・アンジェリコ

フラ・アンジェリコまたはベアート・アンジェリコ(、1390年 / 1395年頃〔Metropolitan Museum of Art 〕 - 1455年2月18日)は初期ルネサンス期のイタリア人画家。本名はグイード・ディ・ピエトロ (Guido di Pietro) で、フラ・アンジェリコは「修道士アンジェリコ」を意味する通称であり、「アンジェリコ」は「天使のような人物」という意味である。同時代の人々からは「フィエーゾレの修道士ジョヴァンニ」を意味するフラ・ジョヴァンニ・ダ・フィエーゾレという名前でも知られていた〔出身地や愛称を取り入れて通称とすることは中世やルネサンス期には普通のことで、例としてロレンツォ・イル・マニーフィコリチャード・ザ・ライオンハートなどがあげられる〕。
フラ・アンジェリコは15世紀前半のフィレンツェを代表する画家で、イタリアでは存命時に「福者アンジェリコ」を意味するベアート・アンジェリコとも呼ばれており、これはフラ・アンジェリコが宗教的モチーフを題材とした絵画を描く才能に優れていたことに由来していた〔アンドレア・デル・サルト:アンジェリコと同時代のラファエロやミケランジェロたちは全員ベアート・アンジェリコと呼んでおり、これは画家の才能は神からの特別な贈り物であると見なされていたためである〕。1982年に教皇ヨハネ・パウロ2世がフラ・アンジェリコを福者に認定したことにより、名実ともに「ベアート・アンジェリコ(福者アンジェリコ)」となった。「フィエーゾレ」はフラ・アンジェリコの本名の一部だと誤解されることもあるが、単にドミニコ修道会に誓願を立てた場所の町名に過ぎず、他に同名のジョヴァンニという修道士がいたことから、二人を区別するために使用されただけである。ローマカトリック教会殉教者名簿 (:en:Roman Martyrology) 〔殉教者名簿にはローマカトリック教会が認定したすべての聖者、福者が記載されている〕には「福者ジョヴァンニ・フィエーゾレ、愛称アンジェリコ ''Beatus Ioannes Faesulanus, cognomento Angelicus''」という名前で記載されている。
ジョルジョ・ヴァザーリはその著書『画家・彫刻家・建築家列伝』でフラ・ジョヴァンニ・アンジェリコという名前で記述し、「まれに見る完璧な才能の持ち主〔Giorgio Vasari, ''Lives of the Artists''. Penguin Classics, 1965.〕」として次のように紹介している。

== 略歴 ==


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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