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フラーテス4世 : ミニ英和和英辞書
フラーテス4世[ふらーてす4せい]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [よ, せい]
 【名詞】 1. world 2. society 3. age 4. generation 

フラーテス4世 : ウィキペディア日本語版
フラーテス4世[ふらーてす4せい]

フラーテス4世Phraates IV、在位:紀元前38年 - 紀元前2年)は、アルサケス朝パルティアの王(諸王の王、バシレウス・バシレオン)。領内各地での反乱に苦しみ、またローマから送られた女奴隷ムサを妻としたが、彼女によって暗殺された。
== 来歴 ==

=== アントニウスの侵攻 ===
前王オロデス2世の息子として生まれた。オロデス2世には30人もの男子がおり、後継者として筆頭格にあったのは兄のパコルス1世であった。しかしパコルス1世はローマ領への遠征の途中、紀元前38年のの敗戦で戦死してしまった。パルティア軍がローマ軍に大敗を喫すると、父王オロデス2世の権威は失墜した。
フラーテス4世は父王オロデス2世を暗殺し、パルティア王に即位した。フラーテス4世は即位するとすぐに兄弟の大半を殺害して政権の安定を図り、ローマ軍の侵入を撃退した。しかし反フラーテス4世派はローマに支援をもとめ、マルクス・アントニウスはこれに応じて10万人の兵力を持ってパルティアに侵入、パルティアの従属王国の1つアトロパテネの首都を包囲したが、フラーテス4世はローマ軍の補給部隊を襲撃してこれを撤退に追い込んだ。アントニウスは撤退を完了するまでに兵力の3分の1を喪失したという。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「フラーテス4世」の詳細全文を読む




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