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フリズスキャールヴ : ミニ英和和英辞書
フリズスキャールヴ[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

フリズスキャールヴ : ウィキペディア日本語版
フリズスキャールヴ[ちょうおん]

フリズスキャールヴ〔『エッダ 古代北欧歌謡集』などにみられる表記。〕(、しばしば英語化されて)は、北欧神話に登場する、全世界を視界にとらえることができる高座で、主神オーディンのものである。
日本語表記では、フリズスキャルヴフリドスキャルブ〔『北欧の神話 神々と巨人のたたかい』(山室静著、筑摩書房〈世界の神話 8〉、1982年、ISBN 978-4-480-32908-0)などにみられる表記。〕、フリードスキアルヴ〔『エッダ/グレティルのサガ』(松谷健二訳、筑摩書房〈筑摩文庫〉、1986年、ISBN 978-4-480-02077-2)などにみられる表記。〕、フリッドスキャルフ〔『北欧神話と伝説』(ヴィルヘルム・グレンベック著、山室静訳、新潮社、1971年、ISBN 978-4-10-502501-4)などにみられる表記。〕、リズスキャルフ〔『スカルド詩人のサガ コルマクのサガ/ハルフレズのサガ』(森信嘉著、東海大学出版会、2005年、ISBN 978-4-486-01696-0)123頁にみられる表記。〕とも。
== 『グリームニルの言葉』 ==
古エッダ』の『グリームニルの言葉』において、オーディンと妻フリッグの二人がフリズスキャールヴに座っていると、彼らはそれぞれの養子であるアグナルとゲイルロズ(巨人ではなく人間)を視界にとらえた。前者はフリッグの養子で女巨人と一緒に洞窟で暮らしており、後者はオーディンの養子で王であった。フリッグは夫オーディンに、ゲイルロズは客に対し無愛想でけちだと告発した。そのため、互いに自分の言うことが真実だと賭けた後に、オーディンはこの事態を解決すべくゲイルロズの元を訪ねるため出発した〔『エッダ 古代北欧歌謡集』52頁。〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「フリズスキャールヴ」の詳細全文を読む




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