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フリック入力(フリックにゅうりょく、''flick input'')とは、 # タッチスクリーン上で指を素早く動かしたり弾いたりして行う操作全般のこと。「フリック」(flick)とは、「素早く動かす、弾く」という意味であり、この場合、指のスライド(弾き)のことを表しており、タッチスクリーン操作全般に用いられる表現である。タブレットPCやタッチパネル式の液晶ディスプレイでのスライド操作のことを、単にフリックとも呼ぶ。 # 主にスマートフォンのタッチスクリーンで採用されている、フリックにより行う日本語入力方式。 == 概要 == 日本語入力方式としてのフリック入力は、テンキー風に配置された各行のあ段(あかさたなはまやらわ)の周囲に、十字型や扇形に他のい段・う段・え段・お段の4段が潜在的に配置されており、あ段のキーを押しつつ目的の文字の方向に指をスライドさせる(弾く)ことで、文字を入力する。アップルのPDAニュートン・メッセージパッド用に開発された入力システム「Hanabi」が草分けで、2008年、iPhoneに採用されたことで、急速に広まった。従来の「あ段→い段→う段→え段→お段」とキーのプッシュを繰り返して表示・入力する方式(トグル入力)に比べ、素早い入力が可能になる。その入力効率の高さから、2010年頃にはキーボード離れが加速している〔若者のキーボード離れ加速 レポート・卒論でフリック入力も 〕。 OSの操作に使用されるフリック入力は、2007年1月発売のWindows VistaのHome Basicを除くエディションでペン フリックの名称で採用されている〔ペン フリックとは 〕。デフォルトでは上下左右の十字操作で、縦方向がスクロール、横方向がWindows Explorerやブラウザの戻る・進むの動作に割り当てられており、さらに詳細設定で斜め4方向も認識させることが出来、これらにコピー、ペースト、印刷などを割り当てることができる〔ペン フリックをカスタマイズする 〕。続く2009年10月発売のWindows 7では名称がWindows タッチ〔Windows タッチ 〕へと変わり、フリックを含む操作も2本指に対応したタッチ ジェスチャと呼ばれ、ズームや回転なども扱えるマルチタッチに進化している〔タッチ ジェスチャを使用する 〕。また、スマートフォン向けの組み込みOSでは、Windows Phone 7から対応している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「フリック入力」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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