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フリップフロップ (flip-flop) は、二進法の基本である1ビットの情報を一時的に"0"または"1"の状態として保持する(記憶する)ことができる論理回路で、順序回路の基本要素である。 == 概要 == 使われる場面によってはレジスタ (register) ともいう。コンピュータの主記憶装置やキャッシュメモリ、レジスタを構成する基本回路の一つである。組合わせ回路を単なる組合わせ論理を実現する回路としてでなく、入力に対して遅延した出力を入力側へフィードバックすることで情報の保持に用いるところに特徴がある。これは組み合わせ回路では一般にネガティブな性質とされる入力信号に対する出力信号の遅延をフィードバック・ループを構成することで逆に利用しているところが興味深い。その構造は継電器(リレー)を用いた自己保持回路(セルフホールド回路)にも類似している。フリップフロップはその構造上揮発性である。即ち情報は通電中のみ保持され、電源が遮断されると保持していた情報は失われる。フリップフロップで構成するRAMをSRAMと呼ぶ。 ラッチの一種(エッジトリガータイプのラッチをフリップフロップ)とすることもあるが、セット・リセットとトランスペアレントタイプのみをラッチとすることもあり(タイプについてはラッチの項目を参照)、また、エッジトリガタイプを同期式フリップフロップ、セット・リセットとトランスペアレントタイプを非同期式フリップフロップ、などとすることもある。 なお、フリップフロップの語源はシーソーの左右の傾きやビーチサンダルを履いたときの音のパッタン・パッタンの擬音から名付けられた〔フリップフロップ (flip-flop) の語源 〕もので、方向転換や態度や決定の転換なども意味する〔読売新聞2008年12月6日夕刊2面「ニュースの英語」〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「フリップフロップ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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