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蚤の市(のみのいち、flea market)は、ヨーロッパの大都市の各地で春から夏にかけて、教会や市庁舎前の広場などで開かれる古物市。パリの蚤の市が有名。北米では大規模な倉庫や体育館など屋内で開催されるものもある。出店者は一般家庭や仲間で集まったグループから、古物商や雑貨商の様な事業者まで幅広い。 ==概要== 「蚤の市」''flea market''は、フランス語''marché aux puces''の訳であり、もともとノミのわいたような古着が主な商品として扱われていたことに由来するとか、ノミのようにどこからともなく人や物がわき出てくる様子を表現したなど言われているが、語源は定かではない。もっとも現在のイギリスやフランスでは身体の血を吸うノミとは関係なく、汚らしい、みすぼらしいといった意味に捉えられている。日本に「蚤の市」という言葉および概念を紹介したのは柔道家の石黒敬七とされる〔https://www.jti.co.jp/tobacco-world/journal/chronicle/2009/09/01.html〕。 同種の市は、日本でも最近はあちこちで催されているが、蚤の市という呼び名は、「蚤」の持っている不潔なイメージから、歴史のある古物市ではガラクタ市、ボロ市(世田谷区など)といった名称が使われ、最近の若者・ファミリー向けの大規模イベントとして開催されるものは、「フリーマーケット」というケースが多い。 特に掘り出し物の中には、古美術などが含まれることが多く、出品者がそれと知らずに所有していた有名画家の絵画が発見されることもある。 アメリカ西海岸では「スワップ・ミート(Swap Meet)」と呼ばれることも多い。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「蚤の市」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Flea market 」があります。 スポンサード リンク
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