|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
フリーザは、鳥山明の漫画『ドラゴンボール』およびアニメ『ドラゴンボールZ』『ドラゴンボールGT』『ドラゴンボール改』『ドラゴンボール超』に登場する架空のキャラクター。 == 概要 == 宇宙最強の存在として初登場した、宇宙の帝王と恐れられる宇宙人。ナメック星編における物語の根幹を成す悪役。 数多くの部下を従えて環境の良い惑星の生命体を絶滅させ、自らのコレクションとしたり、他の異星人に売り飛ばす星の地上げ行為などの悪事を行っていた。破壊し尽くした星を除いても、支配している惑星は数百を越える〔『DRAGON BALL 超エキサイティングガイド キャラクター編』94頁。〕。数々の星を次々と征服しつつ、同時に全宇宙から戦闘力が高い人材を集めて自らの配下を増やしていった結果、フリーザ一味は様々な異星人が揃った混成部隊となっている。サイヤ人を含め、支配下に置いた惑星の住人は部下として徹底的に働かせ、星を攻める際には傭兵のように使っていた。ただし乱暴な力によって支配しているだけで、特に会社のような組織というわけではない〔。アニメでの過去を描いたシーンでは側近のザーボンとドドリアと共に行動していることが多い〔それ以外の者と行動することがあり、『ドラゴンボールZ』62話では、ベジータと2人で高く売れそうな星を征服しに行ったこともある。〕。 フリーザ登場当時は、バブルの時期であり地上げ行為が社会問題化していた。原作者の鳥山は宇宙一の悪役ならば宇宙一の地上げ屋にしようと、サイヤ人を手下として使うフリーザを考案した〔渡辺彰則編「鳥山明的超会見」『ドラゴンボール大全集 2巻』集英社、1995年8月9日、ISBN 4-08-782752-6、264頁。〕。鳥山によるとモチーフとなったのは「とある映画にいた女王みたいなキャラ」〔『30th Anniversary ドラゴンボール超史集』集英社、2016年1月26日、ISBN 978-4087925050、89-90頁。〕。また、あまり陰湿で読後感が悪くならないよう、悪役ではあるが心理的に追い詰めるような嫌さは避け、丁寧な口調と残酷さや強さのギャップを意識したという〔。 フリーザと父親であるコルド大王は宇宙最強の一族を名乗っているが、異常な戦闘力を持つ突然変異体であるコルド大王一人から変異体の要素を強く持ったまま生み出されたのがフリーザであり、フリーザ一族でも異常な戦闘力や残忍さを持つのはこの2人のみ〔「鳥山明先生超一問一答!!」最強ジャンプ2014年3月号第1ふろく『ドラゴンボール エピソードオブバーダック』80頁。〕。 宇宙規模で名の通った人物のため、原作や劇場版(特にゲストキャラクターから)では話題に挙げられることが度々ある。 名前の由来は冷凍庫(フリーザー)から。鳥山は、野菜(サイヤ人、ベジータ)、果物(ザーボン、ドドリアら)、乳製品(ギニュー特戦隊)を統括する存在として彼の名を本当は冷蔵庫(リフリジレーター)にしたかったのだが、イマイチピンとこなかったと語っている〔ジャンプ・コミック出版編集部編「capsule column 5 キャラ名の由来を知りたい!」『ドラゴンボール完全版公式ガイド Dragonball FOREVER 人造人間編〜魔人ブウ編 ALL BOUTS & CHARACTERS』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2004年5月5日、ISBN 4-08-873702-4、159頁。〕。 ナメック星編の時期に行われた鳥山明の漫画全般を対象にしたキャラクター人気投票では第15位〔週刊少年ジャンプ特別編集『鳥山明 THE WORLD アニメ・スペシャル』108頁。〕、魔人ブウ編連載中に行われた人気投票では9位にランク入りしていた〔堀江信彦編「祝! みんなのおかげで10周年! 連載500回突破記念 ドラゴンボール人気キャラ投票結果発表!」『週刊少年ジャンプ 1995年5・6号』集英社、1995年1月23日、雑誌29934-1/23、38頁。〕。また、フリーザと悟空の戦いは鳥山明が選ぶ「好きなバトルベスト5」の5位に選ばれている〔ジャンプ・コミック出版編集部編『DRAGON BALL 超エキサイティングガイド ストーリー編』91頁。〕。 『ドラゴンボール超史集』の30周年スペシャル裏マンガでは、鳥山はフリーザがどのような絵だったか忘れていたと突っ込まれている〔『30th Anniversary ドラゴンボール超史集』集英社、2016年1月26日、ISBN 978-4087925050、94頁。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「フリーザ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|